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楽しくないとつらいから、もがくのだ

私は行動的だと、よく言われてきた。

他人の目から見ると、そう映るのもなんとなくわかる。

急に学芸員課程の受講を決めて実行したり
保育士の資格を取得して働いたり。
やっぱり結婚したいぞ!と婚活して結婚したり。などなど。

確かに、やるぞ!と決めたことについては、やってきたのかもしれない。
そのことで、20代終わりころに知り合った友達は、私が人生に大変前向きなアグレッシブな人だと感じていたらしい。

だから、「消えていなくなりたい」と思っていたとかマイナス思考がひどかったとか、信じられない、と話していた。

私は、好きじゃない仕事とか居心地の悪い場所に耐えつづけ、長く継続させることができない。
組織で働くことは、人の気分とか思惑とかにちょっと敏感なタイプの私にはけっこう堪えることが多くて、楽しめる要素がないとつらすぎていられなくなる。

そんな自分を責め続けたりしていたけど、今は大丈夫。
以前よりは生きやすい。
と、いっても、基本的に世界は生きづらい大変な場所だと思っている。
生きるとはしんどいことだなぁ、と常々感じている。

けれど人生を自分の意思でドロップアウトするつもりは今のところないから。
だからなるべくしんどい人生を楽しい時間で埋め尽くしたくて、つらい時間をなるべく少なくしたくて、もがいて行動しているのだ。
そうじゃないと、つらい性分なのだ。
やりたいなと感じたことにはトライして、エラーしたらまた考える。

私が大大大好きなミュージカル映画『シカゴ』(舞台版も最高ですが)のなかに大大大好きな"I Move On"という曲があって、こんな歌詞があります。

I run so fast!
A shotgun blast can hurt me not one bit!
I'm on my toes! 'Cause heaven knows
A movin' target's hard to hit!

素早く走るの
するとショットガンだって少しも私を傷つけない
つま先立ちしたりして、 だってそうでしょう
動く標的は狙いにくいから

そんなわけで、撃たれないようにまだまだもがきますよ、私は。

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