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旅が教えてくれた、大切なこと

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2023年8月の記事一覧

美しき古都でのいろいろな出会い【イラン旅行記5】

こんにちは!yukiです。 今日はイラン旅行記の5回目。 前回に引き続き、 古都エスファハーンでの出来事を お話ししていきますね。 楽しんでいただけますように! やめられないイマーム広場 エスファハーンの中心部には、 壮麗な広場があります。 前回も紹介したイマーム広場です。 広場自体も美しいし、 モスクも驚くほど美しいのです。 すっかりここを気に入ってしまい、 3日間で7回くらい通っていました笑 現地の方に話しかけられることも多いです。 そういう意味でもすごく

バスのトラブルと、古都エスファハーン【イラン旅行記4】

こんにちは!yukiです。 今日はイラン旅行記の4回目です。 たくさんの人と関わったイランの旅。 今回は、 ちょっとした(でも焦った)トラブルと、 壮麗なエスファハーンの広場について お話ししていきますね。 楽しんでいただけますように! バスでの移動トラブル たっぷり観光したシーラーズを離れ、 古都エスファハーンに向かいます。 バスは夕方に街を出発。 この移動はなかなか楽しくて、 休憩でバスが停まって外に出ると、 若者やおじさんが次々に話しかけてきます。 なか

ピンクモスクと古代ペルシア遺跡【イラン旅行記3】

こんにちは!yukiです。 今日はイラン旅行記の3回目です。 南部のシーラーズという街から イランに入国しましたが、 この街は見どころが豊富でした! シーラーズ2日目と3日目の様子を お伝えしていきますね。 楽しんでいただけますように! 美しきピンクモスク 目が覚めると、 窓の外が明るくなっています。 昨晩、 思わぬ相部屋になったアヤさんは、 まだぐっすり寝ていました。 今朝は、 ここシーラーズでも人気の観光地である ピンクモスクへ一緒に行く予定。 支度でゴソ

花のモスクと、鏡のモスク【イラン旅行記2】

こんにちは!yukiです。 今日はイラン旅行記の2回目です。 とにかく沢山の“美”に出会ったイラン。 前回はケバブのお話だけでしたが、 今回から素敵な観光地も紹介していきますね。 楽しんでいただけますように! イランの春 イランに到着して、 ケバブで腹ごしらえしたところで、 シーラーズの中心部に向かいました。 バスに乗り、予約した宿に 近そうなところで下車します。 ・・・街が美しい! ゴミもない綺麗な歩道には、 新緑の街路樹が 木漏れ日を落としています。 街

イランを旅することにした理由と、驚きの1食目【イラン旅行記1】

こんにちは!yukiです。 今回から数回にわたり、 イラン旅行記を書いていきます。 イランって、日本にいると、 なかなか馴染みの薄い国ですよね。 ペルシア、といったほうが ピンとくる方もいるかもしれません。 とても素敵な旅だったので、 記事をとおしてイランの魅力を お伝えしていきますね! なお、イラン旅の写真データは、 知らぬ間に9割が消えていたのです…泣 カメラ盗まれたときレベルにショックでした。 コピーしておいた写真だけ、 50枚ほど生き残っています。 そ

インドにまた来て良かった。2度目の旅の終わり【インド旅行記14】

こんにちは!yukiです。 今回で、 インド旅行記は終わりです。 極寒のラダックをあと少しと、 総括を書いてみます。 雪のラマユルを抜け出し、 ジープに乗っているところから 始まります。 最終回、 お付き合いいただけると嬉しいです! インダス川沿いの村 白い雪が積もった山道を、 ジープは慎重に下っていきます。 雪で道が閉ざされることへの危惧から、 ラマユルの集落を飛び出し、 レーに向かっているのです。 曲がりくねる山道を下りきって、 平らになった土地を少し走ると

ラマユルに暮らす女の子【インド旅行記13】

こんにちは!yukiです。 インド旅行記も、 いよいよ佳境となりました。 次回が最終回となります。 がんばって駆け(書け)抜けます! 今回は、 秘境のような集落の様子と、 そこで出会った女の子のお話です。 楽しんでいただけますように! 荒涼とした道のり ピロンピロン、と スマホのアラームが鳴りました。 埋まっていた毛布から顔を出すと、 しんと冷たい空気が肌にふれてきます。 外はまだ暗い、夜明け前。 音が吸われてるような静寂を感じ、 もしや、と思って外を見ます

極寒のラダックへ【インド旅行記12】

こんにちは!yukiです。 今回から、 インド旅の最終地、 ラダックのお話となります。 冬季のラダックは、 寒くて厳しかったです。 (季節外れ感がすさまじいですが…笑) 今日は、 飛行機に乗っている ところから始まります。 楽しんでいただけますように! 最北部・ラダックへ 飛行機の窓からみえる深い森林は、 気づくと白い雪山へ変わっていました。 やがて雪山を越えると、 一面茶色い大地が目に入ってきます。 インド最北部、 ラダック地方に入ったのでした。 着陸した飛

海外旅行するのに、どの程度の語学力が必要?

こんにちは!yukiです。 以前、母校で、 国際理解に関する講演会を したことがありました。 「行ってみたい国がありますが、  語学力が心配で…」 900枚超の感想用紙を いただいたのですが、 上記のような声が多かったのです。 言葉の問題って、 英語に限りません。 英語が通じない国も たくさんあります。 しかし、僕としては、 「言葉が心配で旅行しないのは、  ちょっともったいないなあ…」 と思うのです。 ということで今回は、 「海外旅行するのに、  どの程

千年の時をこえて【インド旅行記11】

こんにちは!yukiです。 インド旅行記も終盤となりました。 今回は、 非常に貴重だと名高い遺跡、 エローラ石窟寺院 アジャンター石窟寺院 を訪れたときのお話をしますね。 高校で世界史の授業を受けた方は、 名前を覚えているかもしれません。 実際のところ、 「さすがインド!」 といった常識を超えてくる遺跡でした。 楽しんでいただけますように! 不気味な宿 青白い蛍光灯に照らされた がらんと広い部屋に、 古いパイプベッドが16台。 黄ばんだマットレス。 シ

ゴアのビーチと、砂漠の思い出【インド旅行記10】

こんにちは!yukiです。 今回はインド旅行記の10回目。 次のようなお話をしていきますね。 西洋風の都市、ゴア ザビエルの眠る教会 ゴアのビーチと、砂漠の思い出 楽しんでいただけますように! 西洋風の都市、ゴア 早朝、 到着した町でバスを降りると、 ザザーンと波音が聞こえてきます。 ここは、パナジという町。 かつて、 ポルトガルが貿易の拠点にした、 ゴアと呼ばれる地域です。 東海岸から内陸を通り、 西海岸まで来たのでした。 本当はインド最南端まで 行こう

荒地と遺跡とプチツーリング【インド旅行記9】

こんにちは、yukiです。 インド旅行記、 ようやく終わりが見えてきました! 今回を入れて残り5回となります。 荒地の遺跡ハンピ 西洋風のゴア アジャンターとエローラの石窟寺院 氷点下のラダック地方(2回) の記事を書いていきます。 今回は、体調不良で4日間滞在した、 荒地に遺跡が点在するハンピについて お届けしますね。 腹痛がキツイ! 体調を完全に崩してしまいました。 微妙なバランスで揺れてたのが、 ついに決壊してしまったかのよう。 バスでの移動中、

巨岩の城砦を巡る【インド旅行記8】

こんにちは!yukiです。 インド旅行記、長いですね。笑 あっという間に、 8回目になってしまいました。 今回は、 ちょっとした旅エピソードと、 巨岩の遺跡での出来事をお届けします。 楽しんでいただけますように! バスの旅情 海沿いを進んできたおんぼろバスは、 やがて海に背を向けて、 内陸へ向かいはじめました。 バスは、 まぶしい緑の中を走っていきます。 ブォンブォンとうるさいエンジン音、 薄黄色に汚れた窓、 軋んで不安定に揺れる車体… これを「ボロい」ではな

海を望む遺跡と、バッドな流れの原因【インド旅行記7】

こんにちは!yukiです。 今日は、南インドの様子を お届けしたいと思います。 刺激的な北インドと比べると、 南インドはわりと“まろやか”。 殺伐とした空気もあまり無いので、 のんびりと旅ができるのです。 今回は、 ちょっとイヤな思い出も書きましたが、 旅の参考になると幸いです。 夜行列車でのプチトラブル 薄暗くなった鉄道駅に到着し、 インド南部・チェンナイ行きの 夜行列車に時間どおり乗り込みました。 しかし、 僕のチケットに印字された席には、 インド人の一家がい