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ストレスを感じる心と痛みの増強の関係性

高崎市の根本改善整体
リハビリ整体サロンあるくの紋谷悠希です。

理学療法士の資格を持ち
【地域の方々の症状の根本改善と再発予防、
そして未病に導くサポートをコンセプト】

整体院を経営しております!

▶︎症状改善や再発予防につながるための情報(ストレッチ・トレーニング・生活習慣など)
▶︎未病に導くための健康情報 を発信します!
(定期的な配信をしていく予定です)





今回は、ストレスを感じる心とストレスがあると痛みが強くなる関係性についてお話ししていきます。

そして、ストレスを減らし痛みを減らすために取り組める習慣を紹介していきます。

ストレスを感じる心と痛みの増幅の仕組み

私たちの体は、神経が全身に張り巡らされており、どこかに刺激が加わると、その信号が脳に送られて痛みとして認識されます。

これは痛みの基本的なメカニズムですが、痛みには「心」も大きく関与しています。特に腰痛や股関節の痛み、首や肩関節に関しても、動きに伴う痛みがある場合、この心の影響が顕著です。



腰痛の原因と心の影響

腰痛は椎間板、椎間関節、仙腸関節、筋肉、筋膜などの機能障害から生じます。
これらの部位に異常があると、その部位の神経が痛みを感じます。

しかし、痛みの感じ方には個人差があり、痛みが軽く、早めに軽くなりやすい人、反対に、痛みを強く感じやく、痛みが取れにくく、痛みが継続しやすいなど、それには実は、心理的要因が深く関わっています。


脳内麻薬と痛みの緩和

脳には、痛みを和らげるための機能が備わっています。

これは脳内麻薬の一種であるβエンドルフィン(ベータエンドルフィン)という物質によるものです。

βエンドルフィン(ベータエンドルフィン)が放出されることで、痛みを感じる神経の受容体に作用し、痛みを軽減することができます。

しかし、ストレスや不安感、不信感、嫌悪感などがあると、Bエンドルフィンの放出が抑制されてしまいます。

その結果、本来であれば軽減されるはずの痛みが、脳によって強く感じられるようになります。


これが、ストレスを感じていると痛みが増強してしまう仕組みです!



心理的要因と痛みの増幅

心の状態が痛みに影響を与えることは、多くの人が経験的に理解していると思います。

例えば、気分が落ち込んでいるときやイライラしているときに、腰の痛みが強く感じられることがあります。

これは、ストレスやネガティブな感情がBエンドルフィンの作用を弱めているためです。

また、痛みへの意識も重要です。痛みを恐れて集中しすぎると、意識が痛みに対して鋭敏になり、痛みをより強く感じるようになります。


他にもβエンドルフィンの放出を抑制してしまう要因として

●睡眠不足
●運動不足

これらもβエンドルフィンの放出を抑制してしまう生活習慣のため、痛みの元となる原因を改善していく他に、軽く運動していくことや、睡眠不足を解消していくことが、痛みの悪循環から抜け出していくために必要なことと理解できますね。



腰痛と心の関係

腰痛は、他の症状に比べて痛みの増幅が起こりやすいとされています。

これは、腰痛が原因不明とされることが多く、心理的な不安を引き起こしやすいためです。

さらに、腰は体を動かす際の要であるため、常に負担がかかります。

これにより、腰痛が慢性化しやすく、痛みが増幅されるリスクが高まります。


βエンドルフィンを出す生活習慣

最後に、Bエンドルフィンを自然に増やすために、日常生活で実践しやすい方法をご紹介します。

1. 運動をする

ポイント: 軽いジョギングやウォーキング、ヨガ、ダンスなどを毎日20〜30分程度行うことで、Bエンドルフィンが分泌されやすくなります。
実践方法: 朝の通勤時間に一駅分歩く、昼休みに短い散歩をする、仕事後にジムやヨガクラスに通うなど、日常生活に取り入れやすい形で運動を取り入れてみましょう。

2. 笑う

ポイント: 笑うこともBエンドルフィンの分泌を促進します。友人との会話や面白いテレビ番組、映画を見ることが効果的です。
実践方法: 毎日、笑う時間を意識的に作る。例えば、好きなコメディ番組を観る、友達と楽しい時間を過ごすなど。

3. 音楽を聴く

ポイント: 好きな音楽を聴くこともエンドルフィンの分泌を助けます。リラックスできる音楽やテンションが上がる曲を聴くと効果的です。
実践方法: 通勤時や家事の合間にお気に入りのプレイリストを再生する、リラックスしたい時にヒーリングミュージックを聴くなど。

4. 良質な睡眠を取る

ポイント: 十分な睡眠はBエンドルフィンの分泌を促進します。規則正しい生活リズムを維持することが大切です。
実践方法: 毎日同じ時間に寝て起きる、寝る前の1時間はリラックスできる活動(読書や瞑想など)を行う、スマートフォンやパソコンの使用を控えるなど。

5. マインドフルネスや瞑想を行う

ポイント: 瞑想や深呼吸などのリラクゼーション法もBエンドルフィンの分泌に効果的です。ストレスを軽減し、心を落ち着けることができます。
実践方法: 朝や寝る前の数分間、深呼吸をして瞑想を行う。瞑想アプリを使ってガイド付き瞑想を試すのも良いでしょう。

これらの方法を日常生活に取り入れて、ストレスを軽減し、Bエンドルフィンの分泌を促進しましょう。健康的な心身を保つことが、痛みの軽減にもつながります。



他人の無理解によるストレス

腰痛の痛みには個人差が大きいため、他人の無理解によるストレスも生じやすいです。

同じ機能障害でも、人によって痛みの感じ方は異なります。心の状態が痛みを増大させることもあるため、腰痛は非常に個人的な体験となります。


まとめ

腰痛は物理的な要因だけでなく、心理的な要因も大きく影響します。
ストレスやネガティブな感情は、痛みを増幅させる原因となります。

腰痛を軽減するためには、心のケアも重要であり、ストレスを減らす工夫やリラックスする時間を持つことが大切です。

心身のバランスを保つことで、痛みをコントロールし、より快適な生活を送ることができるでしょう。




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