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魚油に含まれるEPAが筋肉を強くする理由とは


高崎市の根本改善整体
リハビリ整体サロンあるくの紋谷悠希です。

理学療法士の資格を持ち
【地域の方々の症状の根本改善と再発予防、
そして未病に導くサポートをコンセプト】

整体院を経営しております!

▶︎症状改善や再発予防につながるための情報(ストレッチ・トレーニング・生活習慣など)
▶︎未病に導くための健康情報 を発信します!
(定期的な配信をしていく予定です)



今回は、【魚の油に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)が筋肉を強くする理由】についてお話ししていきます。

健康な身体で日々生活していくためには【食生活】も重要になってきます。
なぜかというと、【体は食べたものでできている】という有名な言葉もあるように、体を作られるためには食べ物という【材料】が必要だからです。

・魚はたんぱく質が豊富だから良い
・魚の油(DHA、EPA)は体に良い
・魚の油は脳に良い

など、1度は聞いたことがある方も多いと思いますが、最近の研究で魚の油が筋肉にも良い影響を及ぼすことがわかってきたのでご紹介します。



【結論】

魚油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)は、筋肉を強化し、疲れにくくする効果があることが証明されました。

この効果は、EPAが筋肉の遅筋タイプを増やし、全身の脂肪代謝を促進することによってもたらされると考えられています。


なぜ?EPAを摂取すると筋肉が強くなるのか?

EPAは、筋肉における核内受容体PPARδとAMPKという経路を活性化し、筋肉の遅筋タイプを増やします。

遅筋タイプは、脂肪を効率よく燃焼し、疲労しにくい特性を持っているため、EPAを摂取すると筋肉の持久力がアップするのです。


つまり、魚の油(EPA)を摂取すると

筋肉の遅筋タイプが増える

脂肪が効率よく燃焼するので疲労しにくい

筋肉の持久力がアップする

マラソン選手、ランニングやダイエットや、より良い健康を維持いていきたい人、すべての人に関わりそうな話しですね!!

引用元:https://www.kitasato-u.ac.jp/vmas/news/pressrelease2024fishoilmuscle


EPAを摂取することで得られる効果とは


北里大学の小宮佑介准教授、麻布大学の水野谷航准教授らの研究チームがラットで行った実験によると、EPAを4週間投与したところ、以下のような結果が得られました:

  1. 遅筋タイプの増加:EPAを摂取したラットでは、遅筋タイプの筋肉が増加し、これにより疲れにくい体質になりました。

  2. 全身の脂肪代謝の向上:EPA投与により、酸素消費量が増え、エネルギー代謝が活発になりました。これにより、筋肉の持久力や全体的な筋機能が向上しました。

  3. 遺伝子と代謝物の変化:EPAが筋細胞に与える影響を調べたところ、脂肪を燃焼する能力が高まり、筋肉のPPARδとAMPK経路が活性化されることが確認されました。


これらの結果から、EPAを含む魚油を摂取することで、疲れにくく筋力を高める効果が期待できることがわかりました。特に、運動習慣のある人や筋力アップを目指す人には非常に有益です。


魚油を食事に取り入れるには?

日常生活でEPAを取り入れるには、青魚(サバやイワシなど)を食べるのが効果的です。

以下に、EPAが豊富な魚とその魚を使った料理を3つ紹介します。

1. サバ(Mackerel)

特徴: サバはEPAが非常に豊富で、青魚の中でも代表的な存在です。脂肪分が多く、EPAやDHAが豊富に含まれています。

EPA含有量: 100gあたり約1,500~2,000mg

おすすめ料理: サバの塩焼き



2. イワシ(Sardine)

特徴: イワシはEPAが豊富で、リーズナブルに手に入る魚です。小型の魚ながら栄養価が高く、健康に良い成分がたくさん含まれています。

EPA含有量: 100gあたり約1,200~1,800mg

おすすめ料理: イワシの梅煮



3. サーモン(Salmon)

特徴: サーモンはEPAやDHAが豊富で、濃厚な味わいが特徴です。脂肪分が多く、健康に良いオメガ3脂肪酸がたくさん含まれています。

EPA含有量: 100gあたり約800~1,000mg

おすすめ料理: サーモンの西京焼き



その他、手軽に気軽にEPAを摂取するには

サバやイワシの缶詰めを利用する

EPAを含むサプリメントを利用するのもおすすめです



特に運動後の疲労回復や持久力向上を目指す方にはピッタリです。


魚油のEPAが体にもたらす良い効果

  • 心血管の健康改善

    • 血液の流れを改善し、血圧を下げる。

    • 血管を拡張し、血栓の形成を抑制。

    • 中性脂肪を減少させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを低減。

  • 脳機能の向上

    • 認知機能や記憶力を高める。

    • DHAが脳細胞膜の構成要素として機能し、神経細胞間の信号伝達を助ける。

    • うつ病や認知症の予防にも効果。

  • 炎症の軽減

    • 強力な抗炎症作用を持つ。

    • 炎症反応を促進する物質の生成を抑え、関節炎や炎症性疾患の症状を軽減。

  • 目の健康保護

    • 視力を保護し、ドライアイや黄斑変性症のリスクを低減。

    • DHAが網膜に多く存在し、視覚機能を支える。

    • 視力の低下を防ぐ。

  • 免疫機能の強化

    • 免疫機能をサポートし、感染症への抵抗力を高める。

    • 免疫細胞の機能を調節し、防御力を高める。

    • 風邪や感染症の予防に役立つ。


【まとめ】


本日は、魚の油を摂取することが、筋肉を強くすることについてお伝えしました。

魚って体に良いのはわかってるけど、日常的に摂取するのは難しいですよね。

私も魚を意識したり、手軽な缶詰を使った料理を検索して作ったりしながら実践しています。

ちなみに最近はまった魚料理は【サバの竜田揚げ】です(^^)
缶詰使って簡単にできますよ!


是非、魚の油は健康に良いことを理解しながら、少しでも良いので実践してみてください(^^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!この情報が役に立ったと思ったら、ぜひシェアしてくださいね。また、皆さんの感想や質問もお待ちしています。それでは、次回のブログでお会いしましょう!





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