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#1【ノウハウ】アナログ中小企業でも出来るざっくりWEBマーケティング vol.1

WEBマーケティングというノウハウは、業界の変化のスピードが速いので、ノウハウが陳腐化されやすいのですが、根本的な部分やそもそもどうしていくべきかっていうことを解説していきます。

特に地元密着の中小企業で経営者が50代の場合、やってて「紙媒体のチラシ集客」で、WEBマーケティング?なにそれ?難しいし良く分からないからやらない!ってのが現状だと思います。でも、時代の流れではそんなこと言ってられないですよね。なんか周りの人もウエブとか言ってるし・・・みたいな。

今回は、そんな人でも読めて分かる!という記事を目指します。
(超初心者向け対象)

1.WEBマーケティングの全体像

WEBマーケティングっていうと、横文字でなんとなく小難しい感じがしますが、シンプルに言えば『WEBで集客を増やして、業績を上げる』ために取り組むことです。
やることはシンプルで
1)集客ホームページを作成する。
2)ホームページに広告をかける。
3)その広告の効果測定をしながら、ホームページの修正をしたり、広告内容の修正をしたりする。
(※あえて分かりやすく「ホームページ」という表現を使っています。)
の3つです。

これを画像で説明するとこんな感じです。

画像1

いくつか小難しい言葉が入っているのですが、要は
1)たくさんアクセスをさせて
2)めっちゃ興味持ってもらって
3)スマホ見ながらこの会社のこともっと知りたい!
ってなって、結果としてお問い合わせフォームに個人情報を入力してもらうプロセスを最大化する取り組みです。
これがWEBマーケティングです。

2.ホームページを作る

では実際なにやればいいの?ということですが、最初にアクセスしてもらう自社のホームページが無いと話になりません。

「え、ホームページならもうあるけど」

みたいな声も良くあるんですけど、中小企業で多いのは、とりあえずとってつけたような会社紹介が中心のホームページ(平成初期感満載)を作ったまま放置、みたいな状況です。

もちろん、その状況ではうまくいきません。だからまずは、WEBマーケティングを始める場合、『ホームページの制作・広告に投資する』という意思決定が必要です。

では、ホームページって作るのにいくらかかるの?という点をご説明します。

集客用ホームページの制作は、大体100万円~120万円です。
これを「高い!やらない!」と思ってしまうのであれば、WEBマーケティングを始めないほうがいいでしょう。
すべてのサービスに共通することですが、ご自身で出来ない・やれないことを助けるために企業が存在しています。そしてその企業の付加価値は希少性や技術などに付随します。
ですから、自分でWEBデザインが出来て、WEBを動かすコードがかけて、ドメインの取得やサーバーレンタル、保守管理を継続して行える社内体制がある!させる!ということであれば、外注しなくても良いでしょう。

まぁ現実的に考えて、WEBエンジニアっていう人たちは人件費が高いので、結果として自社でやるのは高コストだねって気づくんですけどね。

で、100万円とか120万円とかっていう金額はどうやって算出されるのかというと、だいたいホームページ内に構成されるページ1枚あたり3~4万円くらいなんですね。で、制作基本金額20万円くらいと考えると、20ページくらいのホームページ作ると、大体こんくらいになるというイメージです。

20ページくらいのWEBページっていうのがどんなもんかというと
1トップページ
2会社概要
3スタッフ紹介
4問い合わせぺージ(資料請求、お問い合わせ、見積もり依頼などは3つに分けるとすると×3)
7商品紹介(種類数×ページ ここでは4つにしておきます。)
11自社の強みや差別化を説明するページ
12イベント情報
13新着情報
14スタッフブログ
15事例(施工事例、製作事例など)
16お客様の声
17代表挨拶・経営理念など
18採用情報
19お客様向けお役立ち情報
20動画コンテンツ
てな感じです。集客して、見た人に魅力付けをする標準的なコンテンツ(情報)を作成しようと思うと、このくらいが標準ですね。

ちなみに、このホームページの制作ですが、一番重要なのは「業者選び」です。

制作業者は世の中にめちゃくちゃたくさんいるんですけど、業者選びを間違えると大変なことになります。
私も色々な業者で試しましたが、対応力、デザイン力、作業スピードなど、業者によって本当にマチマチで、正直もう2度と頼みたくないなっていう業者もいます。まぁ相性みたいなもんですかね。
この業者選びのコツなんですけど

1.信頼できるコンサルに相談する。
2.その企業の制作実績を見て頼む
3.WEB制作会社が主催するセミナーに参加する。

あたりが良いと思います。
もちろん、リフォーム・新築業界なら僕も紹介可能です。

3.ホームページを充実させて広告をかける

制作したホームページはそのまま黙ってても見てもらえません。見てもらうための方法は、検索されることと広告をかけることの2つです。

検索をされること、ですがここは短期的な対策はハードルが高くて、コストもかかるのであまりお薦めしません。そもそも作り立てて何も情報がないページだとこの検索キーワード対策は功を奏しません。※これをSEO対策と言います。

また広告をかけることでホームページを見てもらうことは可能ですが、そのページを見て問い合わせをしたくなるかどうかは別問題です。

なので、ホームページを作り終わったら、そのホームページを見る人にとって有益な情報を定期的に発信すること、その上で広告をかけることを順番に進めます。
しかし、この情報発信が結構ハードルが高くて、文章書くの苦手とか、そもそもデータ資産※写真とかが会社の中で共有化されてない、とか結構情報発信する前の段階でつまづいてるケースが多いです。

とは言え、ここで手を抜くとWEBマーケティングは成立しません。なので、まずここでつまづくのであれば、一時的に外注することをお勧めします。

世の中には商品の特徴さえ分かれば、顧客目線で文章を書いてくれるライターさんという人たちがいます。地元で見つけられればベストですが、そうじゃなくてもフリーランスとして活動している人はたくさんいます。ランサーズとからクラウドワークスとかで、そういう人を見つけて依頼するといいでしょう。

これも文字数によりますけど、1文字2円とか、2000文字くらいで4〜5000円くらいで書いてくれます。
これも広告費として、投資の意思決定をして下さい。セミプロが書くものとして考えると、自社でやるよりもクオリティが高く、効果も高いでしょう。

まとめると
・ホームページ制作で100〜120万
・コンテンツ作成代行で最初に5〜10万
くらいを見ておくのがWEBマーケティング実施の上でのコストです。
さらにここにコンサルフィーがかかると考えると、大きな意思決定だと思います。

とりあえず第一弾はここまで!


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