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鎌倉の切り取り方

今年に入ってから、出来るだけ毎週末1本は映画を観ようという取り組みを細々としています。

ずっと観よう観ようと思って観ていなかった映画が2本。

『海街diary』
『DESTINY 鎌倉ものがたり』

観たい映画は次見るリストに登録しておいて、何となくポスターとタイトルからそれを観たい時に観るのが僕のいつものルーティーン。

今週金曜日と土曜日と、この映画を観たわけです。

洋画を観ることがこれまで多かったのですが、最近は邦画を観る頻度が増えました。

それは良しとして、心がギュっとなりそうなもの連続で観るのは苦手(もっぱらハッピーエンドが好き)なので、コメディ要素がありそうなと心が締め付けられそうなものと2本観たというのが正直なところではあるのだが、たまたまこの2本は鎌倉が舞台の映画だった。

まあどちらも面白い作品だった。美しかった。

個別の感想はあるにせよ、何より面白かったのは同じ街が舞台でもこんなにも街の切り取り方が違うのか、ということ。

やっぱり映像作品って面白いなーと強く実感した週末でした。

画像、テキスト、映像、それぞれ被写体や出来事が同じでも人の感じ方や解釈によって無限の表現に変わっていくことが面白くて仕方ない。

そしてそれぞれの表現された作品へもっと称賛が送られる世の中になったらいいなとも思う。

もっとも生み出される作品の数が多すぎて見つけられない、とかビジネスの側面から見るとどうしてもたくさんの人の心を惹きつけたり、面白いと言わせたものが優秀とされたり、評価がついてしまったりする部分はあるにせよ、純粋に一人でも誰かの心を動かせたり人生のきっかけになるような作品が一つでも多く増えて、つくり手も少しでも食っていけるような仕組みが増えたらいいのにな、と願うこの頃です。
作品の届け方、つくり手と読み手がどう出会うといいのだろうとも考えます。

いろんな人たちが既に僕よりもたくさん考えて、たくさん取り組んでいることではあるのだけれど。

そして、自分も表現する側に行きたいという気持ちも少なからず湧いてくるそんな春前の時分なのであります。

あ、とりあえず上の2作品は面白いのでまだの方は参考にしてみてね。


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