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本当の進むべき道ってなに?

前回の記事から「なるべく続けて書こう」と思ってはいたものの全然かけずちょっと期間が空いてしまいました。


今回のタイトル結構意味深です。

今現在自分自身の中にある迷いですね。

前回の記事に介護を目指すきっかけを書いたがそれとは別の話。


実は介護の道に入り何度か真剣に介護の道を離れようかと悩んだ時期があった。

・障がいの分野に進みたい

・緩和ケアや看取りについて学びたい(どっぷりと)

・精神疾患系について学び、現場に入りたい


今回は1番上の障がいの分野に進みたいきっかけを話たいと思う。


障がいの分野に進むきっかけは父親(母親の再婚相手)の病気と今の社会保障の面にあった。

父親は現在熱海に住んでおり、今年19歳になる娘がいる。(娘は私の実家に居候し現在東京の某介護系専門学校に通っている)40歳になるかならないかという時にある病気になった。


黄色靭帯骨化症

福祉、医療系にいる人なら一度は聞いたことがあると思うが難病の一つだ。

もちろんこの時母親から私に相談があった。

「40歳になったら介護保険でヘルパーさんとか入れたり、リハビリとかできるかな」

私の答えはNOだった。

介護保険は1号被保険者と2号被保険者に分かれているが2号被保険者の認定条件としてまず16疾病に当てはまっているかが問題になる。16疾病の中に後縦靭帯骨化症はあるが黄色靭帯骨化症の記載はない。

この時家族の頼るすべはMSW一択になった。

今でも覚えているがこの時頼ってもらったのになにも出来ない自分が情けなく、かつ悔しかった。

この出来事きっかけに障がい分野の道を目指そうと決めた。

また現場でCMとして動いているとよく目にする場面がある。それは

「私はCMなので障がいの給付について知りません」

「障がいの給付を受けて介護保険での給付も受けているので大変な方ですよ」

初めて聞いたときは頭の中が「???」


障がいの給付を受けているから大変???

いやいやそれは知識がないだけでしょ。


正直個人的な意見として今後は障がい分野も介護分野も支援していける人間が必要だと思う。おそらくそう考える人は介護の世界において少数派だが私はそう考える。

障がいをお持ちの方が65歳を迎えると介護保険に移行する。でも介護保険のサービスでは出来ないことが障がいの給付ではできることもある。でもそれをCMが理解していないとなにもアクションを起こせない。

過去にそれで困っている利用者をたくさん見てきた。

どうにかしてそれを解消したい。


そして必ずやってくる【死】に対してまっすぐにぶつかりその人らしい最後をちゃんと見守りたい。


よく「介護の正解は大変だね」って言われたり

「よく続けられるね」

って言われるけれど

多くの人と出会っていく中で「やめたい」とかは思ったことはなく、むしろ勉強不足だった。もっと学んで知識をつけたいと感じることが多いから年数重ねるごとに楽しくなってくる。


きっと障害福祉分野の勉強も楽しいんだろうな。


大学に入る前に今からワクワクしている。


次回は2つ目の緩和ケア、看取りについてのきっかけを話たいと思う。


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