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もっと効果的に本を読む

以前、本を読むことの価値については、ご紹介した通りです。

読書には、大きな価値があります。

読書が人生の成功に直接結びつくことは、研究で証明されている。

つまり読む力に秀でた人は、いい仕事に就け、収入も増え、人生のあらゆることで成功を収めることができるということである。

私も読書の効果を実感することが多かったが、同時に悩みもあった。

「読むのにすごく時間がかかる」という問題だ。
周りにはもっと早く読む人がいるのに、私は一冊に1週間ほどかかってしか読めなさい。

読書は好きなことだが、時間がかかるために抵抗も少なからずある。

そんな時に「速読」と呼ばれる方法があることを知った。

世に出る多くのものを試してみたが、私には合わなかった。
何より、これでいいのか?という疑問が常に付き纏った。

なかなかいいものはないなと諦めていた時、一つの本と出会った。

ジム・クウィック氏の『LIMITLESS 超加速学習 人生を変える「学び方」の授業』である。

今回は、速読の方法についてご紹介します。

私もこの方法で1冊を3時間ほどで読み終えられるようになりました。

本を読むことがどんどん楽しくなっています。

ぜひ参考にしてみてください。

読書速度を測る

楽に読める小説、鉛筆、タイマーを準備して、自分の読書速度を測ってみよう。

方法は以下の通りに。
①普通に読み、2分たったら読むのをやめる。読み終えた箇所に印をつける。
②平均的な文字数である3行の単語数を数え、3で割る。(これが1行の平均単語数)
③読んだ行数から、文字数を計算する。

自分が1分間に何文字読めているかがわかったと思います。

ちなみに私は410文字でした(日本の平均は毎分400〜600文字だそうです)。
つまり私は、平均的な日本人の読む速度でした。

速く読む

私が一番感銘を受けたやり方は、

『指を使って読む』です。

指を使って文字を追っていくだけです。

この方法だけでも、先ほどの読書速度が750文字に変わったのです。

我が家の息子も指を使って読んでいますが、誰でもできる方法にこんな効果があったなんて、驚きです。

研究によると、指を使って読むと、読書速度が25%〜100%上がることがわかっているそうです。

理由は二つあります。

一つは、指を使うことで触覚が使われること。ただ読むだけだと視覚だけだが、ここに触覚が加わることで、大きな効果を発揮する。子どもが真新しいものを見ると、本能的に触ろうとしますよね。そこにも、視覚と触覚が密接に関わり合っていることを表しているのです。

もう一つは、指を使うことで前の行に戻ることが減ること。目は自然と動きを追うので、指を動かせば文字に集中することができる。そのため、視線が前に戻りにくくなっているのです。

指を動かすだけで、読む速度が上がる。

なんて素晴らしい方法なのでしょう。

今では、毎分1000文字を超える速度で私も読めるようになりました。

ぜひ参考にしてみてください。

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