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伸びる子の親はほめ上手!

小学校の教員をしているときに、どんどん伸びる子がいました。

家庭の経済状況に関わらず、なぜ伸びていくのか?
ちょうどその時に、私にも息子が産まれ、たくさんの本を読む中で、その真相がわかっていきました。

今日はその真相をご紹介いたします。

褒め方次第で子が変わる

人は褒められると、ドーパミンが放出されて、幸福感を感じます。

この情報は、多くの文献やネットなどにも取り上げられているので、ご存知かと思います。

一方で、

「むやみに子どもを褒めると、実力の伴わないナルシストを育てることになりかねない」
『学力の経済学』ディスカヴァー・トゥエンティワン

と言われています。

つまり大事なのは、その「褒め方」です。

①  すぐに褒める

子どもって色々なことに関心があります。
そのため、「今」考えていることがとっても大切。
後になって、褒めても、「何のこと?」とキョトンとした表情になることも。

意識が今、そこにある子どもには、行動をすぐに褒めたほうが効果が大きいのです。

②  結果ではなく、努力や過程を褒める

「できたね」「えらいね」などと褒めてしまうことって、意外に多いですよね。

このような褒め方をしていると、難しい課題や失敗しそうなことだと、すぐにあきらめてしまう傾向が高まってしまうそうです。

なので、結果ではなく、努力や過程を褒めましょう。

例えば、勉強をしているときに「頭がいいね」ではなく、「難しいこともあきらめずにできたね」と褒めるほうが、子どもの努力を認めていることになります。

③  過去と現在を比べる

「うちの子はそんなに褒めるところがないです」など、特別なことを褒めなければいけないと感じている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

特に子どもは、日々の成長が必ずあります。

以前はできなかったことができるようになることは、日々目にすることですよね。

そこで、今まではできなかったことができた時、今までよりも上手にできた時なども、褒めるポイントになります。

また、自己肯定感を高めるためにも、この子自身の成長を褒めてあげることは大切です。

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