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【産褥期】出産後は重力との闘い~重力とうまく付き合っていくには?
出産が近づいてくると
赤ちゃんとの生活のために
たくさん調べて
必要なベビーグッズを揃えていきますよね✨
どうやってお世話をするのか
出産前から育児書をたくさん読んでる方もおられるでしょうか😌
それと同じくらい
ママ自身の出産後の体のこと
も知ってもらいたい…
出産後、約6~8週目までの時期のことを
「産褥期(さんじょくき)」といいます。
「産褥」とは出産に使用する寝床のこと。
つまり
この時期のママはなるべく安静に過ごすことが必要
だといわれています。
でも、産後すぐに赤ちゃんのお世話が待っています。
それぞれ産褥期を過ごす環境も違うので
安静が難しいこともあるかと思います。
それでもママの体を守るために
タイトルにもあげた
”出産後は重力との闘い”
とはどういうことか
ママ自身にも
パパや周りの家族の方にも知っておいてほしい。
今回は産褥期のママの体のこと
赤ちゃんとの生活の中で取り入れていきたい工夫を
お伝えします^^
産褥期は重力との闘い
重力とは
地球上で物体が地面に近寄っていく現象や、
それを引き起こすとされる「力」
妊娠中は10か月かけてお腹が大きくなります。
皮膚だけじゃなくて
お腹の筋肉や
子宮を支えている靭帯(じんたい)という組織も
引き伸ばされていきます。
10か月かけて引き伸ばされたものが
出産は個人差はありますが数時間…
骨盤周りの組織もかなりダメージをうけます。
よく”お産は交通事故レベル”とも言われますよね。
赤ちゃんのいなくなったお腹の空間は
すぐに元通りになるわけではなく
なにもかもが漂っているような状態
そこに重力が加わるとどうでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1660442114599-6ckDtl5Pt8.png?width=1200)
立ちっぱなしで過ごしたり
重いものを運んだりすると
ダメージを受けたお腹、骨盤周りに重力が影響して
いろんな組織が下に引っ張られ
骨盤の底にものすごく負担がかかり
ダメージの回復を妨げてしまいます。
産後約6~8週の「産褥期」という期間に
なるべく安静に!と言われるのは
これらの回復のために必要な期間だから。
この時期に無理をして動きまわると
その後にあちこちの痛みにつながったり
何十年後かに尿もれなどの症状がでてきたりと
子育てや生活にも影響してくることも考えられます。
なので
産褥期の過ごし方はとても大切!
”重力との闘い”と表現しましたが
重力と”うまく付き合っていく”ことが大切だと
私は考えています。
重力とうまく付き合っていく2つのポイント
横になって過ごす
呼吸を使って支える力を回復していく
安静といっても
座って過ごしていると重力の影響で骨盤まわりに負担がかかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1660442208251-8flugZTgnj.png?width=1200)
なので
産褥期はなるべく
横になって過ごす
寝転がって過ごすことが
まずは重力とうまく付き合っていくポイントになります。
もう一つのポイントは
呼吸を使って支える力を回復していくこと
妊娠中の変化や出産の影響で働きにくくなっている
お腹周りの筋肉を回復させるために
産褥期からできる呼吸を使ったエクササイズ
産後ママに起こりやすい
腰痛や尿もれといったようなマイナートラブルの予防にも
大切な筋肉を使っていきます。
産褥期に赤ちゃんとの生活の中で取り入れていきたい工夫
以上のポイントを
赤ちゃんとの生活の中に取り入れていけるように
できることをご紹介します。
🌼日常の中で横になってできることを探してみる
家事などはパパや周りの家族を頼ってその間は横になったり
負担を減らせるようなサービスを利用したり
寝転がりながら赤ちゃんと触れ合ったり
上の子との遊びを寝ころびながらできることにしてみたり…
![](https://assets.st-note.com/img/1660442298720-jeD9IjxpQx.png?width=1200)
これは本当にそれぞれの生活が違うので
そんなん無理ー!って思うこともあるかと思います。
私がママさんたちと関わるときには
それぞれの生活をお聞きして
そこでできる工夫を提案して
取り入れられるものを取り入れてもらうようにしています。
まずはママ自身の回復を最優先に
少し日常を見直してみれるといいですね。
🌼横になっているときに呼吸を使ったエクササイズ
仰向きでも横向きでも大丈夫です。
はじめに姿勢を整えます。
仰向きの場合は
両膝をたてて、あごを軽く引いて
![](https://assets.st-note.com/img/1660442582593-E1iYeiLJxy.png?width=1200)
横向きの場合は
できれば両膝の間にクッションなどをはさみ
骨盤を真っすぐ整え(お腹が壁と平行になるように)
上半身も倒れないように骨盤と肩が一直線上にくるように
あごは軽く引いて
![](https://assets.st-note.com/img/1660442645713-rhCOJeJ2kY.png?width=1200)
では
姿勢を整えたところから
呼吸のエクササイズをしていきます。
①息を吐くことからスタート
下腹に手をそっと添えて
「う」の口で
ほそく、ながーーーく
息を吐いていきます。
ほそく、ながーーーくがポイント!
ふう~!!と強く吐かないようにします。
②吸うときは自然に空気が流れ込む
息をほそく、ながーーーく吐ききれたら
鼻から吸っていきます。
お腹やお尻の力をふわっと抜いて
自然に空気が流れ込んできます。
これを繰り返します。
普段あんまり意識することのない
吐く息を意識して
横向きの場合は同じ向きばかりにならないように
左右ともに行ってください。
一気にたくさんしてしんどくならないように。
できるときに、こまめにやってみてくださいね。
まとめ
産褥期は安静に過ごすことが大切
重力とうまく付き合っていくには
なるべく横になること
できるときに呼吸のエクササイズを取り入れること
私も出産後、意識してやっていこうと思います^^
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
産前産後ママが日々の暮らしの中でできるセルフケアをお伝えしていきます。
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Yuki🌼
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