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フランス語ほぼゼロでもやってみたらできたこと(半ば強制)→英語でも活用できる

私がスイスのフランス語圏に住み始めて最初に受けた洗礼は、携帯の表示言語に日本語がなかったことです。

「フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語、中国語」とトルコ語やポーランド語あたりまではあったと思います。

なので、しかたなく「フランス語」表示を選びました。(敢えて英語は選ばず)

フランス語の会話もおぼつかない状態だったので、どんだけストレス溜まる不安だったんですが、やってみると意外とそんなに大変でもなかった。これが正直な感想です。

というのも、言語や機種は違えど同じ携帯電話。アイコンはヒントになるし、なんとなく機能や操作内容は予測できます。書いてあるフランス語もシンプルだから、フランス語理解の負荷が小さいんです。

数日経つと、フランス語の特殊な文字形態や携帯の中の単語にも慣れてきて、特に不便も感じなくなりました。

精神的なところだと、「このまま使わなければ連絡とれない」「返事返せない」という、実質困ることがあるので使わざるをえないという感情も大きかった。

これ、英語でも同じことができますよね。

しかも今はスマホの時代。日本にいながらすぐに英語環境はつくれる

特に「英語に興味はあるけど身近に感じられない」「英語なんて絶対無理」そう思っている方に試してほしい。

強気で「英語表示しか利用できないんだ」そう思ってちょっと飛び込んでみてほしいなと思っています。

こんなツールを英語表示にしてみる!

・スマホ:表示言語を英語に変更
・アプリ:スケジュール・タスク管理(notion, asana)ゲーム系(Duolingo) インスタなどSNS

私は結構いろんなツールを英語もしくはフランス語表示にしています。「自己満足じゃん」といわれたら否定できないですが、それでいいじゃないですか。

だって、それでターゲット言語に近づける、もっと知りたい・もっと勉強したい、この単語もいつか会話に使える!と思わせてくれるのですから。

一番使うもので一番目にするもの。だから自然と言語を覚えていくんです。

英語表示のメリット

まずはなんといっても英語・アルファベットに慣れるということ。スマホやアプリはよく使うものなので、使えば使うほど英語もあなたの生活の一部になっていきます。

そして、ボキャブラリーが増える。
シンプルに新しい単語と出会えます。特に日本語ではデジタル系単語はカタカナで書く傾向にあるので、英語のつづりを知ることができます。

例えば、「設定」→「settings」と表示。

【私の頭の中🧠】
日本語でもセッティングって言うよね。

あれ、でもよく見ると複数形。settingsになってる!

いろんな設定が含まれているからsetting「s」って表示されるのか!

こんな感じで自分なりに「なるほど〜」が発見できれば万々歳。🙌

発音🗣に自信がないなら確認しておくのがおすすめ。Googleでさっと音声付きでチェックできます。↓

Googleの検索画面。英語表示と日本語表示だと画面がちょっと違う。

英語表示で英単語発音を確認する(画像左)

スマホを英語表示した後(画像左)は、「settings 発音」と2語で検索したほうがすぐに発音のページが表示される確率高いです。

音声が自動で再生されない時は🔇スピーカーボタンを押して発音チェック。American pronunciation(アメリカ英語)とBritish pronunciation(イギリス英語)で切替できます。

ちなみに、英語表示では発音の練習機能がついています。※アメリカ英語のみ(右下の🎙Practiceボタンをクリックして発音すると、発音をチェックしてくれる)

日本語表示で英単語発音を確認する(画像右)

「settings」と英単語1語を入力するだけでこのページが表示されます。

🔇スピーカーボタンの「発音を調べる」ボタンを押すと、左の英語表示ページと類似のページへ移動します。

英語表示する前に知っておきたいこと

あくまで「英語に慣れる・単語が増える」程度の効果。文法力が劇的に伸びる&日常会話のこなれた表現ができるようになるまでは期待できません。

また、英語表示を優先にしたことで文字入力も英語優先になります。(キャリアによるかも)日本語入力したいときに切替がちょっとめんどくさいと思うかも。

慣れるまでは数日から1週間ほど必要かと思いますが、それでも心理的にキツイのでればまだその時期じゃないのかもしれません。この段階で英語を嫌いになるのは避けたいので無理はせずに、先に文法や単語学習で英語の基礎をいれていきましょう。

身近なものを日本語から英語にしてみる

日本にいて英語環境をつくる方法はたくさんあるんですが、一番手にするものから半ば強制的に英語にスライドしてみるのも一つの方法です。

私の場合は選択肢がなかったのですが、結果いい意味で諦めもついて、フランス語を身近に感じられて良かったと感じています。(結果、今も続けていますので)

とりあえずやってみる、どうしても無理なら元に戻して別の方法を試してみる。これを繰り返しながら、自分にとって一番しっくりきて続けられるものを探していくのがいいと思います。

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