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英語があなたの人生を変える理由〜英語が使える6つのメリット

はじめまして。マルチリンガルyukiです。

普段は英語学習コーチとして、特に「英語やり直したいけど、何からどうやればいいか分からない」で止まっている初心者の方に学習法を教えながら、Webマーケターとしても活動しています。

初回から英語学習法のノウハウを話そうと思ったんですが、「実はこう思っている人多いかもしれない…」ということがあったので、先にお話ししたいと思います。

先日、大学時代の友人たちとランチしていたときのこと。

そのうちのひとりが英会話を始めていて、もうひとりがこう聞いたんです。

「今さら英語やり直して何するの?」
「私、今の生活で英語使うことなんてないけど、英語必要なの?」

(文字にすると難しいですが、全然悪意がある言い方じゃないです!)

この気持ち、わかります。

日本に住んでいれば日常生活で英語が必要な場面もほとんどないし、道を聞かれるなど簡単な会話や情報量なら、お互いスマホの翻訳機能でなんとかなります。

英語の文字情報も、さまざまなAIツールでサクッと翻訳してくれます。

だから友人の言いたいことはよく分かるんです。英語・フランス語・ドイツ語を話す私でもそう思います。

質問された友人は、「仕事でのクライアントとのやり取りに英語が必要で、いずれ実際に会った時に関係を深めたいので英会話に慣れておきたいから」と答えていました。

私も「結局は、英語が必要かどうかだろうね」「でも、なんだかんだで英語が使えるとこんなことができるようになるよ〜」と話しました。

「なるほどぉ〜〜〜」とえらく納得してもらえたので、この英語を使えることのメリットを皆さんにもお話しできればと。

・英語をやり直したいけど、いまいちやる気がでない
・英語を話せるメリットって何なの?

こんな風に思っていれば、少しは役に立つかもしれないので、英語が使えるメリットを6つに分けて、私自身のエピソードと一緒に書いてみたいと思います。


世界の1/4の人が英語を話せる

まずは基礎知識を。

イギリスの国際交流機関であるブリティッシュカウンシルによると、世界の4分の1の人が英語を話せるとのこと(British Council 2013)。

英語は多くの人にとって第一外国語。

あなたが英語が話せれば、世界中の人とつながるチャンスが増やせるんです。

私自身の話をすると、英語以外にもフランス語やドイツ語を話すんですが、英語が通じる率はダントツに高いんです。

これは仕事でもプライベートでも同じ。英語の使い勝手の良さを日々感じています。

では、メリットを一つずつお話しします。

【メリット1】英語が使えると、海外旅行の不安がぐっと減る

海外旅行、いいですよね。でもちょっとした不安もつきもの。

その点、英語が使えたら不安はぐっと減ります。

想像してみてください。自分だけのプランで旅行を楽しんでいるあなた。自由に街を歩き、カフェで一休み。

そんな時英語が使えたら、ショップでの買い物もスムーズ、観光地での情報収集もラクラクです。

お伝えしたように、現代社会では英語は世界共通語。どこの国でも英語が通じる場所はたくさんあるんです。ホテルのフロント、観光案内所、日本語がだめでも英語でなら案内してもらえます。

それ以上に自分の英語力に感謝するのは、トラブルが起こった時

例えばヨーロッパ旅行のあるあるが、電車やバスのトラブルです。

  • 急に「行き先変更します」とバスの車内放送

  • 「次のバス停には停まりません」と案内

  • 電車に乗り込むも、一向に出発の気配がない

これ、めっちゃ焦ります。日本ではほとんど起きないから状況が想像できないんですよね。

さらに最悪なのが

  • アナウンスの声がこもって聞き取れない

  • 現地語だと全然理解できない

  • みんなが降りる準備を始める

  • 「え?ってかココどこ?」

不安しかないですよね。

周りに合わせて行動するしかないですが、やっぱり確認したい。
こんな時に役立つのが英語力。

英語力があれば、周りの人に状況を確認する、良い方法を教えてもらう、これが可能です。

困ったことになった時に対応できる英語力、これがあるだけで心強い。
英語力は海外旅行の強い味方です。

【メリット2】英語が使えると、仕事の選択肢が広がる

英語が使えることで、仕事の選択肢が広がります。

例えば私の場合、

  • 日本企業の海外取引担当:業務の英語力が前提

  • ドイツのインターン:英語力でカバーできるので採用

  • Webマーケター:海外SEO状況リサーチなど

こんなことで英語力の恩恵を受けました。

実はドイツでのインターンの採用条件のひとつが十分なドイツ語、だったんです。その当時の私のドイツ語は初級の初級。

交渉した結果、日常業務・ボスとのMTGが英語でできるなら、ということで採用してもらえました。(でもドイツ語の業務も頼まれたので、ドイツ語やり直しました)

例えばあなたがハンドメイド作家やアーティストなら、英語を味方にすれば世界に飛び出せます。

海外のサイトを立ち上げたり、新しい取引先を見つけたり。英語で情報を発信すると、ビジネスの扉がグンと広がる。私が英語学習をサポートしているハンドメイド作家も、英語で問い合わせやSNSのコメントが多いとのこと。

もちろん、英語さえできればこんなチャンスが転がり込んでくるわけではありません。

でも英語が使えることで選択肢が増えるのは確かなこと。世界中の人とつながり、ビジネスチャンスにつながる鍵になっているんです。

【メリット3】英語が使えると、得られる情報量が多くなる

ネット上の英語コンテンツは日本語コンテンツの約何倍くらいあると思いますか?

答えは約15倍です。
(参照:https://w3techs.com/technologies/overview/content_language )

英語が利用されているコンテンツは、世界に存在するネットコンテンツの約55%、ダントツで1位です。

日本語のコンテンツは全体の3.7%なので、英語コンテンツの量の多さがわかりますよね。

じゃあ例えば、具体的にどんな時にコンテンツ量の違いを感じるかというと、まずは仕事の海外市場調査です。

例えば、

  • 日本が本場じゃない業界の情報(参考ブランドの発信内容、現地での商品の使われ方、色の捉え方、好まれる・好まれないモチーフなど)

  • 日本ではメジャーじゃないトピック

日本ではあまり話題にならないトピック、コンテンツが少ないものは英語で検索すると情報量がぐっと増えます。

ノウハウ動画系も英語も対象にすると選択肢が増えます。
最近よく見ているのが、Canvaのデザイン方法・機能アップデート紹介のチャンネル。

  • CanvaやChatGPTのように世界中で使われているもの

  • Webマーケティング・語学ノウハウなど世界共通のもの

世界中で共通のトピックは英語での発信が多いです。敢えて日本のマーケットとは違う視点で情報が欲しいときも役立ちます

趣味や興味なら、好きになった海外ドラマや映画の情報も見つけやすくなります。

例えば、キャストの情報や撮影地など、wikipediaの日本語版だとタイトルのみの場合、英語版に切り替える。すると欲しい情報にたどりついて大満足ということもあります。

ということで2年前、大好きなイギリスのTVシリーズ『Father Brown』の撮影地の村へ行きました。

メインの教会
ファンなら分かる、感無量の角度。

大満足な旅でした。

最近は、ChatGPTやDeepL、Google翻訳(自動翻訳ツール)が進化して、手軽に情報を日本語に変換できるようになりました。

こういうツールは積極的に使ってよくて、私も毎日仕事にも語学学習にも使ってます。とはいえ、直接英語で検索し瞬時に理解できればそれに越したことはありません。

なので、ツールはうまく使いつつ、自分の英語力もどんどん伸ばしていくのがいいと思っています。

英語を学ぶことで、世界はもっと身近なものになるんです。

【メリット4】英語が使えると、新しいものの見方・価値観が増える

新しい言葉、新しい世界。

英語を学ぶことは、ただ言葉を覚えること以上の意味があります。英語に限らず、どんな言語でもそう。新しい言葉を学ぶことで、出会う人や物、そして考え方も増えていきます

日本語だけの世界とは別の、もう一つの世界が広がるんです。まるで、新しい自分を発見するような感覚です。

例えば、「先輩と後輩」という関係。

英語圏ではこれに相当する単語を探すのは難しい。イギリスの友人に聞いても、同じ意味の「colleague(同僚)」や「coworker(共働者)」しかない。

英語圏にも縦の関係性は存在しますが、縦社会の価値観が日本と同じではない。だから「先輩、後輩」とイコールの単語が存在しないんです。

このように、言語を通して、異なる文化背景や社会環境に気づくことができます。それがあなたの物の見方や価値観が広がるきっかけになります。

でも私個人としては、他の文化をすべて受け入れて、日本で培った物の見方や価値観をすべて入れ替える必要はないと思います。

大切なのは、自分の知っていること以上に、世界が多様であることを知ること。

その視点があれば、将来的に仕事でもプライベートでも、自分に馴染みのない文化や社会に触れたとき、変な偏見や拒否感が起きにくい。異文化の人々とコミュニケーションしやすいんです。

新しい価値観が増えることも、英語学習の大きなメリットの一つと言えるでしょう。

【メリット5】英語が使えると、やりたいことに挑戦できる

英語が使えるようになると、これまで「英語がわからないから…」って諦めていたことを諦める必要がなくなります。

これ、人生をもっと楽しめそうだと思いませんか?

例えば海外旅行。レストランのおすすめ料理を聞いたり、店でサイズや色の要望を伝えたり。英語ができれば、出かける前にこんな会話を不安に思うこともないですよね。

「三笘選手の試合を観にブライトンまで行きたいけど、英語が不安だし無理だろうなぁ。」と諦めなくていい。

「海外にも自分の作品を売ってみたいけど、英語苦手だしきびしいだろうなぁ」と諦めなくていい。

私は人と話すのが嫌いじゃないので(めちゃくちゃ好きというわけでもないですが)、ギャラリーで質問したり、気に入ったショップやカフェのスタッフに話しかけたりします。その時間が楽しいです。(日本でも、ですが。)

パートナーもそのタイプなので、先日はリーズ城敷地内のバードショーを堪能したあと、調教師の方にいろんなお話をうかがいました。いい思い出ができました。

言葉の壁を越えることで、プライベートから仕事につながる様々なことに挑戦できるようになる。これが、英語を学ぶ大きなメリットの一つです。

【メリット6】英語が使えると、自信につながる

今まで紹介した5つのメリット、

  1. 情報がたくさん手に入る

  2. 仕事の選択肢が広がる

  3. 海外旅行の不安がなくなる

  4. 新しい価値観が得られる

  5. 挑戦したいことができるようになる

これらが英語を学ぶことで手に入るんです。そうなると、自分に自信がつくでしょう?

自信があれば、もっと英語学習に力が入る。学べば学ぶほど、もっと自信がつく。そんな良い循環が生まれます。

だから、英語を使えることの最大のメリットは、自信を持てるようになることかと思います。それが、新しい自分への第一歩になるんです。

さて、初回からいきなり長い文を読んでいただいてありがとうございました。

次から少しずつ英語学習ノウハウをお話ししていこうと思います。

これからよろしくお願いします。

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