![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144727685/rectangle_large_type_2_da6e85687514f8c97fb68c94497cb71e.jpeg?width=800)
表現の世界を広げていく
うちの庭に
ゴーヤの苗が設置されました!
ゴーヤは毎年植えているのですが、
年によって出来不出来がバラバラなのもあって
プランターの設置場所をいろいろ変えてみたり試行錯誤しています。
今回は玄関前のフェンスに沿うように設置!
夏のお野菜は
太陽の強烈なパワーを存分に浴びているし、
実になったものは時間を置くことなく、
収穫してすぐに食べたい!
ということで、
家庭菜園って最高です。
夏野菜が楽しみな季節到来!
![](https://assets.st-note.com/img/1718925217430-atKhHhQ4rz.png?width=800)
先日、舞台を2つ見てきました。
ダンスカンパニーに所属してから、
舞台を見にいく機会が増えてきました。
というか、
いろんな舞台をみたいという欲求が高まっています。
再来年に行う予定の本公演に向けて
劇場の選定や企画書の作成、
どんな風に中身を作っていくのか、
日々の体作りのことなどなど、
団長を通して
さまざまなことを教えてもらいながら、
新しく大きなものをクリエイトしていくことに
日々ワクワクしています^^
![](https://assets.st-note.com/img/1718925215606-Z4RYv6tSz3.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718925214772-HxCeWuBtVv.jpg?width=800)
そんな先週、まずは
インバル・ピント演出・振付の
「未来少年コナン」@東京芸術劇場プレイハウス
を観てきました。
宮崎駿のアニメだということを知っているくらいで
実際のアニメは見たことがありません。
1978年に放映されたとのことなので、
だいぶ前みたい。
私は内容を見たくて見に行ったというよりも、
インバル・ピントの演出が見たくて行った感じです。
昨年11月に村上春樹の小説「ねじまき鳥クロニクル」の舞台を見に行って
インバル・ピントの演出に初めて触れてきたのですが、
見せ方が本当に面白くって
天才の作る演出を見たくて仕方ない!そんな感じ(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1718925218394-oG5lfrUEJx.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718925215689-CsorWagrZP.jpg?width=800)
アニメでは簡単に描写できるだろう場面を
実際の3次元の舞台で表現するって
相当難しいと思う。
特に、海の中を泳いでいるシーンの描写が
本当にすごかった!
海の中を潜る時って
ゆっくりゆっくり動いていくのに、
重力がある中でゆっくり海底に泳いでいくシーンが
舞台上で再現できることにびっくり!
映像の使い方も壮大さを感じられたし、
コンテンポラリーダンスのかっこよさ&気持ち悪さ(笑)は
さすがだなと思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1718925216373-owsjAXvEcB.png?width=800)
そしてその翌日は
平原慎太郎さん率いるDance company Organ Worksの
10周年記念公演「光廷と崩底」をみに行った。
ちょうどダンスカンパニーのお稽古の日だったので、
終わってから仲間たちと一緒に。
今年2月にダンスカンパニーの公演&合宿で札幌にいた時、
慎太郎さんにはお会いしていたのだけれど、
実際に踊りを見るのは私は初めて。
そしてこの舞台は100分、
その100分という時間がものすごかった!
ダンサーは16人、その全員が
ずっと激しく動き続けているシーンがあった。
ダッシュしたり、
リフト(人を持ち上げる)を多用したり、
踊りに感情も乗っているので
絶対にエネルギー消耗がすごいと思う。。。
そして受け取る側も
結構エネルギーを使うと同時に、エネルギーをもらった気もする。
何かが超越していた感じがする。
圧倒的な舞台だった!
![](https://assets.st-note.com/img/1718925214582-JttXYSoJ7c.jpg?width=800)
生と死、
舞台と観客席の境界線、
私とあなたの境目、
それらが全部曖昧になってしまうような感じ。
実際には
コンテンポラリーダンスの表現って
頭で一生懸命考えてしまうとなかなか理解できないことも多い。
でもその思考を一旦脇において
今それを見ている自分をそのままにしておくこと、
何を感じているかさえも振り返らないこと、
そのままの状態でただただここにいることで
湧き上がってくるものがあるということに気付いた。
「境界線」なんて本当はないんだなと思った。
自分が分けてしまっているもの、
自分自身で「境界」という曖昧なものを定義づけて
それを前提に生きてしまっているんだなということ。
もちろんそれがないと
この社会では生きていけないけれど、
私はこの舞台をみて、
境界線自体をもっと曖昧にして表現をしていったら
結構すごいものができるのではないかと
感じ始めている。
人は皆、
「境界線についての定義づけ」が違うから、
人間関係に悩んだり、問題を起こしたりするのかもしれない。
![](https://assets.st-note.com/img/1718925214679-XOgIMFGfg4.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1718925214645-82TEBMl8qf.jpg?width=800)
舞台を見終えてから、
私はこのものすごい演出・振付をされている慎太郎さんの頭の中に
入ってみたい(笑)と思ったけれど、
(同じく、インバル・ピントの頭の中にも入ってみたいと思った)
これさえも
自分でそこに境界線を作っているからそう思うだけであって、
本当は自分の中にもあるのではないかと思い始めている。
自分の中にもあるから、
目の前の現実で見えるものがある。
その前提に立って
自己の表現について考えてみると
何か新たなものが出来上がるかもしれない、、、なんて、
今そんな場所にいます。
そんなこんなで
人がクリエイトしたものを見ることは
自分の中の表現に良い影響を与えているし、
世界が広がっていくのは間違いないと思うので、
これからもたくさんのものを見て吸収して
自分の肥やしにしていきたいなと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?