【特集記事まとめ】伊藤忠商事のブランディング冊子『星の商人』、「駐在員の旅案内」インタビュー(vol.03〜06、台湾、スリランカ、ホーチミン、シアトル)
コロナ禍でも世界は動き、繋がっていることを仕事を通じて改めて知った
世界を舞台に商いを行う野武士集団、伊藤忠商事の会報誌『星の商人』の取材、撮影を担当しています。
僕の担当は『駐在員の旅案内』です。
創刊したのが、確かコロナのちょっと前。『駐在員の旅案内』はvol.03からのスタートだったので、もちろん現地取材なんかとんでもない! という状況で…(涙)。毎号オンライン取材、僕はインタビュー、ライティングを担当しました。
でも、海外ロケには行けないのだけど、現地の方々とコミュニケーションをとりながらお仕事をできるのはとても楽しかった。そしてコロナで、とかく国内やローカルに目が行きがちだったと思うんですけど(個人の見解として。自分がそうだったから)、あたりまえですが世界は動き、繋がっていることを思い知らされました。
取材の思い出、裏話など
vol.04スリランカでの新たな発見は、故ジャヤワルダナ元大統領の言葉が記憶に残りました。
「Hatred ceases not by hatred but by love」人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる/人は憎しみによっては憎しみを越えられない
もともとはブッダの言葉だそうで、これを1951年のサンフランシスコ講和会議(第二次世界大戦の後処理的な会議)の際のスピーチで引用。彼の演説によって、当時日本に対して厳しい制裁処置を求めていた世界の流れが一気に変わったとも。以降、深く長く続く日本とスリランカの関係のきっかけにもなったそうです(最近はいろいろあるようですが…)。
vol.05ベトナム・ホーチミンでは、食のお話が楽しかったです。ベトナム風お好み焼きとして日本でも紹介されるバインセオ。フランスパンを使ったベトナム風のサンドイッチ、バインミーも有名。あとはブンチャー。豚肉などが入った旨みたっぷりのつけダレに、米麺や生野菜、ハーブなどをつけて食べるそうで、駐在員さんイチオシみたいです。ブンチャーは食べたことないのでいつか食べたいです。そしてファミチキ!
向こうは軍鶏に近いような味のあるお肉だそうで。今度行ったら絶対食べる、そう心に誓いました。
vol.06のアメリカ・シアトルでは、木材関連を扱う橋本さんにインタビュー。曰く、「北米、西海岸は木材の重要地。そしてアメリカは日本同様に、いやそれ以上に木を愛している国かもしれません」とのこと。シアトルのあるワシントン州は「エバーグリーンステイツ」とも呼ばれるくらい緑が豊かなんだそう。「マウントレーニアに行けば雄大な山も楽しめますし、レイクも無数にあって、夕方なんかに湖畔でゆったりすることも気軽にできる。なんていうのかな、すごく人間らしく生きられる感じがしています」。うーん、シアトルも行きたいなあ。
担当記事は現在13本(エリア・国)
【vol.03台湾】
【vol.04スリランカ】
【vol.05ホーチミン】
【vol.06シアトル】
※記事はこちらにもアップされていますが、紙のものは、TSUTAYAさん、ファミリーマートさんなどでも手に入るようです。 お時間ありましたらぜひお読みいただければうれしいです。
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