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読みたいことを書けばいい

9月25日。いきなり数字を言われてもそれがどうしたって、そう思うよね。
ちなみにいうと、これは『ぼく』の誕生日。21歳になった。
今まで20年間生きてきた中で1番分かり合える人と出逢うことができた。
その子がね、『ぼく』に誕生日プレゼントをくれたの。
ラッピングがされてて何?って聞いたら、
『あけてみて』っていうの、それであけたら『1冊の本』がはいってた。

プレゼントに本をもらったことってある?『ぼく』ははじめてやった。
プレゼントじゃなくても、人から本をもらったことが。
人にプレゼントするものの中で1番選ばないよね、だって難しい。
確かにさ、『服』とかも難しいよ?でも普段その人がきている服を見てて、あらかじめサイズを聞いておいたら、プレゼントすることはできると思うの。
でも本ってどう?本って一言で言ってもいろいろな本がある。ファッション雑誌、漫画、小説、料理本、自己啓発、エッセイ、とか。
友達がくれたのが『自己啓発』に含まれるカテゴリーだったの。

『ぼく』はよく自己啓発本を買うんだけどさ、なんで買うかって?
生きる上で壁にぶつかった時、乗り越え方がわからないから
それを知る為に買ったりする。
ってことはさ、相手に自己啓発本をプレゼントしようと思うと、本当に相手のことを知っていないと無理だってこと。この3年間『ぼく』のことをずっと横で見てくれていた人だからこそ、この本をプレゼントしてくれたんだと思う。
そう、その本のタイトルが今日の『NOTE』のタイトル。
『読みたいことを書けばいい』

一言で言うと、一般的に言われている『書く』っいう概念をぶち壊してる。
世の中で言われている『書く』は『to you』
この本の中での『書く』は   『to me』
どういうことかっていうと、何かを書く時、普通は『読み手』を意識する。
言い換えると、『読み手』が求めている、読みたいと思うものを『書く』。
それが一般的に言われる『書く』
ということ。

しかしこの本にはこう書いてある。書いている『きみ』も1人の『読み手』だと。
『きみ』が書いたものを1番最初に読むのは他の誰でもない、『きみ』だと。
だから『きみ』がおもしろい、『きみ』が書きたいと思うものを書くことが
前提
だと。他の誰でもない『ぼく』を熱狂させる必要がある。

やっと気付くことができた。『ぼく』に『書く』上で最も足りていなかったのは、
経験でも文章の構成力でもなかった。『ぼく』が心から『書きたい』と想ったことを『書く』。たったこれだけのことやった。

最近思うんやけどさ、文章力があって構成力もある、誤字脱字も何もない。
こういう文章って確かに綺麗やし、ものすごく読みやすい。
でも『ぼく』が『書く』上で目指す部分って、『読みやすさ』でも『綺麗さ』
でもない。

誤字脱字のオンパレードで、構成もめちゃくちゃ、文章力も全くない。
確かに1つの文章としては『綺麗ではない』し『読みにくい』。
でもね『ぼく』が『書きたいこと』を、

『ぼく』なりの言葉で
『ぼく』なりの表現で
『ぼく』なりの伝え方で
伝え続けたら、いつか『きみ』の心の中に届くんじゃないかな?
って。
そんな気がする。

だから『ぼく』はこれからも
『ぼく』が吐き出したいことを
『ぼく』が吐き出したいように
うまく吐き出すことが苦手な『きみ』の分まで
吐き出し続けようと思う。
吐き出した『言葉』を『きみ』が拾ってくれますように。