自分なりの「節」を作りたい。

旅立ちから半年経って、
始まりから一年経って、
なんだか少し浸りたくなる。

もうそんなにかと、過ぎ去ったような。
まだそんなにかと、流れてきたような。

みんなはどうなんだろう。

どんな苦労をしてきたのだろう。
どんな景色を見ているのだろう。
どんな喜びを手にしたのだろう。

わたしはどうだったかな。

苦しくても、立ち向かえてきただろうか？
少しでも、見える景色を広げただろうか？
小さくても、喜びを得られただろうか？

一歩でも、進んで来られただろうか？

＊

周りがまばゆく見えたりする。
続けてきたことに磨きをかけたり、
新しい領域に飛び込んでいたり。

たまにちょっと焦ったりする。
お前は何も変わっていないじゃないかって。
お前は何も得られていないじゃないかって。

仕事が忙しくて追われようが、
私生活でトラブルがあろうが、
進められる人は進めていく。

「お前はどうなんだ？」って、
自らに刃を突きつけたくなる。

＊

立ち戻る場所に、立ち戻る時、
「変わらないこと」と一緒に、
「変わったこと」も持ち寄りたい。
過去への土産として。
現在への誇りとして。
未来への指針として。

＊

旅立ちから半年経って、
始まりから一年経って、
いま、自分のことは、
どうやって紹介しようかな。

みんなだったら、
どうやって紹介するんだろうな。

そんなことを考えたりします。
たまぁに、たまぁに。