コーチングによる自己分析 〜就活カレッジday1〜
就活カレッジ1日目。
(就活カレッジとは?この記事に書いています)
内容は、「コーチングによる自己分析」
なぜ、自己分析に「コーチング」が必要なのか?
自己分析とは、自分と向き合い、分析し、自分を知ること。
1人で自己分析を行うことはもちろん可能。
だけど、1人でやると、無意識のうちに「自分はこうあるべき」だとか、自分の理想と現状をはっきり切り離して考えられなかったり、客観視することがどうしても難しくなってしまいがち。
だけど、これを「他者とのコーチング」をしながら進めていくと、問いかけてもらうことで内省が一気に進むのだ。
質問され、答えていく間に、頭ではそのとき追いついていなかった思考が、言葉になって自分の口から出てくる現象。皆さんも経験があるのではないだろうか?
これは、「オートクライン効果」と呼ばれるもの。
私も、こういう現象を今まで感じたことはいくらかあったが、はっきりとした名称があることを今日初めて知った。
ペアによるコーチングにおける注意点
2人1組になって、コーチングされる側と、する側になり、質問することで進めていく。
受ける側に立った時は、
・相手からもらうフィードバックを聞いて、気づいたこと
・「オートクライン効果」によってわかったこと
をメモすることがポイント。
逆に、コーチングをする側に立った時は、大切にしなければいけないことがある。それは
相手のペースで、最後まで聞く。
「話を聞く側」をやっていても、人は無意識のうちに「話す側」に回ってしまいがち。
「わかる!」「え!それってさ〜、、」って、共感したり、自分の意見がある時は、勢いでパッて出てきてしまう。
そもそもコーチングとは、クライアントの目標達成のサポートを、対話を通して行い、自発的な行動を促すこと。
そう、すでに答えは「相手の中」にあるのだ。
答えを一緒になって探してあげるのではなく、すでに相手の中にある答えを「引き出す」のが目的。
だから、相手が言葉につまってしまったり、考えている間に沈黙が流れたとしても、そこでじっとしておくことが大切。自分の意見を言うのは、最後のフィードバックの時だけ。
実際にコーチングをやってみる
実際に、1時間ずつ、役割を変えて合計2時間、コーチングによる自己分析を行った。
コーチングを受けながら思ったことは、私は「自分らしく」と言う言葉を何度も連呼していたこと。自分が、大学での親友との出会いをきっかけに、自分らしく生きれるようになって、人生が変わった経験から、ここまで想いが強くなったんだと思う。
あとは、今まで気づかなかったが、自分が「信頼関係」をとても大事にしていることに気付いた。3年間、チーム3人で夢中で取り組んだダンス、留学中のいろんなつながりを大事にしていた過去から見えてきた。
どんな社会人になりたいか?
この問いは、今まで何度も目にしたことがあったけど、ちゃんと話したり、考えたりしたことがなかったから、初めてちゃんと向き合って考えた。
私なりの答えは、「GIVER」だ。
私が親友に枠を外してもらったように、私も誰かの「枠、当たり前の概念」を外すきっかけを与えられるような、そんな人になりたい。1人でも多く、「自分らしく生きる人」を増やしたい。
私は「何を得るか」よりも「何を残すか」を重視している。理由は、死ぬときに、「得る」ことについて後悔はしないと思うから。
私はキリスト教徒で、小さい時から教会に通っていたから、聖書の教えも影響してると思う。
私にとって働く上で欠かせない要素、軸は何か?
昨日の時点で出た私なりの答えはこう。
自由 / 「個」を尊重し会える仲間 / 影響力
私が、私らしくいるために一番大切な要素である「自由」と、私が大事にしている「個」が、大事にされている環境、人になにかきっかけを与えられる「影響力」。
この3つを私は大事にしているんだってわかった。
自分の強みは何か?
昨日の授業に参加する前と後で、自分が考えていた「自分の強み」が少し変化した。
「自分を持っていること」から、「個」を大切にすること
に変化した。
「個」を大切にする、という表現には、「自分らしさ」を大切にし、自分をしっかり持っていることも含められる。自分をしっかり持っているからこそ、個人が持つ価値観に対しても私はとても柔軟。
自分を持っていることには変わりがないけれど、私がもう一つ大事にしている「一人一人を尊重して、認め合う」という価値観も、あとの言葉の方がうまく表現できている気がした。
フィードバックを受けて、私の強みの一つに「新しい風を吹き込む力」が追加された。
ペアになってくれたおトクちゃんが言ってくれた。
「当たり前という概念が存在しない」という私の性格を、強みとして表現できるいい言葉をもらった。
そしてこんな素敵なものまでいただいた。
こんなのもらって嫌な人絶対いない!
私も、何かこうやって人をハッピーにできるような人になりたい。
おトクちゃんありがとう。
1日目を終えての感想
「コーチングを用いた自己分析」、、、とってもいい!
私は、コーチングを用いた自己分析をするのは、実は初めてではない。だけど、やるたびに毎回新しい発見がある。今回もそう。
私は、自己分析を就活と同時に始めたのだが、自分で自分と向き合い、言語化することに当初、すごく苦手意識を感じていた。自分のことをわかっているつもりでも、他者から言われて気付く部分がいつまでたっても出てくる。自己分析をすれば、どんどん自分を知って整理されていくはずなのに、終わりが見えなくて、自己分析をすればするほど、逆に頭の中がゴチャゴチャになっていっていく、、、
「私は1人で自己分析ができない」ということに途中から気づき、いろんな大人の方や友達に壁打ちしたり、就活相談のサービスを使って話を聞いてもらうことを始め、そこでコーチングと出会ったのである。
1人でやる自己分析から、外に出ていろんな人の力を借りながらやる自己分析に変え、「前に進むスピード感」が全く違うことに気づいた。
今まで何日も1人でノートと向き合って、いろいろ書いたりしていた時間の何日分もの頑張りが、短時間でできる。
1人で考えることももちろん必要だけど、時間は有限だし、とても貴重なもの。
そう、だからコーチングを用いた自己分析は本当におすすめ。
今もし、自己分析でつまづいている人や、よく分からなくなっている人。一度やり方を変えてみてはどうだろうか?
少しでも多くの学びを得られるように頑張ります!
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