広告業界から最先端スタートアップ企業に「越境」して体験したこと_前編

みなさま、はじめまして。
果たしてこのメモレベルのnoteが読んでいただけるのか分かりませんが、日々の振り返りとしてやってみようと決心しました。当面の目標は週1ペースで1年間続けること。
特に広告業界で上が詰まっていて悶々としている方、評価する上司が××すぎてモチベが下がっている方、広告業界の将来に不安を持っている方、転職活動中の方には、ひょっとしてキャリアを考えるにあたって参考になるかもしれない!?

さて。私は10年超にわたり総合広告代理店、電通ヤング・アンド・ルビカム(電通Y&R)に務め、クリエイティブディレクター・プランナーとしてクライアントワークの傍、代理店あるあるですがカンヌなんかのアワードを獲ることにも熱中し、2017年にはカンヌのグランプリを獲ることもできました。
<電通Y&Rは、世界最大の広告会社WPPの日本撤退につき、創立35年?をもって2018年5月に屋号消滅>

そんな日々を過ごしている時、ひょんなことから、設立1年経ったばかりの2016年10月頃、GROOVE X社(GX)とその代表である林 要さんと知り会うことになり、単独自主プレゼン(みんな手伝ってくれなかった…)に臨みました。
「GXでは作っているモノ」は完全にベールに包まれていて、まったく当て勘で提案した覚えがあります。
なにせ、ヒントは要さんの本『ゼロイチ』とテック系WEBメディアのインタビュー記事くらい。

それでいて、意味不明なことばかり書いてあって、まったくピンとこないんですね、これが。。

「人のエピソード記憶に訴えるものをつくる。」
とか
「無意識の力が、云々…」
とか。

ともかく、当時の私は代理店プランナーにありがちな、面白いことをやってそうなので一噛みしてみたい。といった興味本位だったのを思い出します。

ところが・・・。

本人もまったく予想だにしない、「GROOVE Xに入社」をすることに。
広告業界から、まったく土地勘のないロボット開発会社、しかもスタートアップに転職するという一大事に散々悩んだあげく、オファーをいただいてから8ヶ月も経った2017年8月に入社したのでした。

ここから、約2年半にわたって広告”代理店”では体験できないコトをたくさん学び、考えて、アウトプットしてきました。
もちろん、それが完全なる異業種にあえて「越境」した目的なのですが。

まずは入社1日目。会社オフィスには行かずに開発中のロボット(LOVOTの原型)のプロトタイプを持って、海外にフォーカスグループに出かけるという。

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↑歴代プロトタイプ(これらは「LOVOT MUSEUM」という無料の展示スペースにありますので触れます)

「とりあえず、やってみる。」わけですね。

「やべ〜、これがスタートアップか!」という畏怖の念を覚えたのを、今でも強烈に思い起こします。

ということで、時間がなくなってきたので続きは次にしよう。

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GROOVE X社のご紹介:「命はないのに、あったかい」を掲げ、最先端テックをふんだんに使いながら、何かの効率や生産性を上げるわけでもなく、ひたすら「人に愛されること」「人の笑顔を生み出すこと」だけを考えて開発された家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を開発・販売するスタートアップ企業。本社:日本橋浜町、人形町界隈

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