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七並べのコペルニクス的転回_2023/08/30

僕のなかで、七並べのコペルニクス的転回が起きた。


自分がどんな手札になるか・相手がどんな札を出すかの運ゲーであり、トランプを順番通りに並べるだけの作業。
とにかく早く自分の手札をなくさないといけないから喜んで最初に6・8を出すし、初めに7を4枚持ってたらもう勝ち確だし、パスなんてのは本当にやむを得ない場合の最終手段。
「止める」という戦術もあるらしいけど、そんなことしてたら自分が上がれないじゃないか。

――七並べとは、そういうものだと思っていた。
神経衰弱のような、作業に近いタイプの単純なトランプゲームだと。


けれども、あるYouTubeの動画を見て、蒙を啓かれた。
今までの僕の遊び方は完全に間違っていたのだ。

動画の言葉を借りれば、「生き残りゲーム」、これこそが七並べの本質だという(動画の具体的な内容は伏せる)。
そのため、消極的攻撃ではなく、積極的防御が戦略としては正しい。

さっそくこの戦略を使ってアプリで七並べをプレイしてみたところ、2時間ほどで最高ランクであるSSランクに到達できた。

すごい……すごいぞ!!





他者から伝えられて得た知識は、自分で経験して得た知識を上回る。
コスパ(コストとは主に時間だが、まれに時間以外のコストも存在する。例えば「火に触れると火傷する」という命題を確かめる際、経験だと実際に火傷をしてみることになる)の面で。

ニュートンまで30万年くらい人類は万有引力を発見できなかったが、現代で本を読むなりすれば、わずか数秒で万有引力の存在に気付ける。

経験もするに越したことはないけど、伝聞はもっと素晴らしい。
言葉を持つ人間だからなせる技。


さっきの七並べの件でもこれを痛感した。

普通に七並べをやってても(そもそも滅多にしないが)気付けなかったであろう事に、YouTubeを見ればラクに気付ける。
無知な人とプレイした場合、運はあれど、たいてい知りし者が勝つ。


七並べだと勝とうが負けようがどうでもいいけれど、これを人生における転換点だと考えれば、知識の重要性は格段に増す。
知ってたおかげで成功するかもしれないし、知らなかったせいで失敗するかもしれない。
豹が出る、豹が出ない、この差はでかい。

伝聞を利用すれば、そんな重要な知識が比較的手っ取り早く手に入る。

そのために僕は本を読むしYouTubeを見るしラジオを聞くしネットサーフィンをするしWikipediaを読むし人と話す。





合成音声を使ってるYouTubeチャンネルは信頼できる(内容の信憑性の話じゃなく、自分に合う可能性が高いということ)。

ゆっくりとかVOICEVOXを使う選択をしたということは、少なくとも自分と"同じ側"であるだろうから。

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