#17 考査と戦って、CMは流れる

こんにちは。
現職時代の苦い思い出がよみがえりました。考査…。はじめのうちは本当、苦手でした…。(苦手意識から、戦うとなってしまうやつ)

マス媒体は、どれも出稿前にクリエイティブの事前考査があります。
これは、テレビ・ラジオに限らず、新聞や雑誌もそうです。
っていうか、webもね。クリエイティブ審査ありますしね。こんなん当たり前だと思うかもしれませんが。
やはり、webよりも数段きびしくチェックされます。放送局さんによっては、日本語の使い方、音数(尺のことです)までがっつりとチェックされます。日本語の指摘が入った時は凹みますねー笑
放送局さんによって多少違いがあって、局ごとのカラーが出るなとも思ったりします。

ネットで「考査の手引き」と検索すると、ニッポン放送さんの2019年度版がPDFで見られますので、興味のある方はぜひ検索してみてください。

あとは、私たちも、これは無理でしょーってわかっている表現をあえて考査にかけてもらったりすることもあります。これは、ワンチャンあるか?っていう期待ではなく、クライアントさんへNGですと戻すためです。
どぉぉぉぉしても言いたい!って引いてくれない場合、私たちだけじゃなくて局もだめって言ってますと武器を得たい時にやります。が、考査に出すのはちょっと気まずいです。

普段CMなんて飛ばしてみる人が多いと思いますが、この表現はOKなんだな、とかそんな目線で見てみると面白いですよ。
(たまに「うそーん、これOKなんだ!?」みたいなのもあります。)

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