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2022春節快楽 ~遠出やめようモード~

今年の春節(旧正月)は2月1日。
北京は昨日も今日も雲一つない快晴で、
つばめ一家も静かな春節を迎えています。

かつて春節といったら、
ごう音のようにとどろく爆竹の音と煙とともに年を越し、
翌朝には爆竹や打ち上げ花火の燃えかすが
辻々に散乱する光景が広がっていましたが、
ずいぶん前に北京市内での爆竹や花火が禁止となって以来、
爆竹音とともに新年を迎えることはなくなりました。
花火や爆竹の煙で空気が汚染されることもなく、
クリアな空気感は少し日本のお正月を思い出させるほどです。

加えて、今年はなんとなく、
街の飾り付けも控えめな気がしています。
王府井もクリスマス後に
ストリートの街路樹がライトアップされた以外は
特に目立った春節オブジェもなく、人通りも通常通り。
例年の春節は王府井などの観光地は
地方からの観光客であふれ返りますが、
冬季オリンピックを間近に控え、
地方から北京入りするのに様々な制限が設けられ、
歩いている人の大半はもともとの北京市民なのかもしれません。

先週は、夫と子供が遠くのトランポリン場に遊びに行ったせいで、
行っていないわたしも一緒に、
家族全員が3日間の自宅隔離を経験したこともあり、
わが家は「遠出はやめよう」モードになっています。

♪ やめよう やめよう 遠出 やめよう  
♪ やめよう やめよう それは 必要?  
♪ やめよう やめよう 心の声に     
♪ たまには 耳を 傾けてみよう      

(つばめ作:歌詞とメロディが突然頭に浮かんだ。。。
 神の声かも!笑笑笑)

うちは感染者と道を隔てて2kmの距離だったので
3日間の自宅隔離で済んだけれど、
たまたま感染者と同じ建物にいた夫の友人は
14日間の自宅隔離となり、
春節期間一歩も外出できないのだとか。

夫の別の友人は、
春節前に北京南に位置する実家に立ち寄ったら
実家で3日間の隔離となって自宅に戻れなくなり、
友人の奥さんとお子さんは
これまた北京の東北側で隔離となり、
春節を自宅以外の場所で
家族別々に過ごすことになったのだとか。
笑い話のような本当の話。

そんな話を聞き、
夫は年末に親戚の家に春節用品を持参する際も
事前に綿密にルートを調べてから出かけました。
(感染者が出た区域を通ってしまわないように!笑)

そんなこんなで、今年の春節はおうちモード。
日中は家族それぞれ思い思いに好きなことをして過ごし、
飽きたら、近所をぶらぶら。
夕食後は、お正月に使った三段のお重に
いろんなナッツやチョコ、クッキーなどを詰めてテーブルに広げ、
中国茶を飲みながら春節番組を見たりしています。

やるべきことをこなす日常からしばし離れ、
春節期間は「ゆっくりする」をテーマに
自分が好きなことをして時間を過ごすのも
いいものだな、と感じています。


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