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初めての神奈川県立高校入試を詳しく記録しておく①-全県模試について-

2023年、いよいよ娘が高校受験を迎える。

それにしても、何が何だかわからないことだらけで。

高校選びもそうだし、
説明会には行かなきゃいけないのか、とか
最低限必要なお金はいくらかかるのか、とか
願書はどこで入手するのか、とか
制服はいつ作るのか、とか

勉強の仕方とか、合格に必要な点数とかは塾で教えてくれるけれど、
できれば親向けにこーゆー情報も教えてほしい…

と思って、記録しておくことにしました。
数年後には息子が高校入試を迎えるので、その覚書としても使えるように。

今回の記録は、神奈川県立公立高校と、併願で私立高校を受験する事例です。
なにか、ご参考になることがあれば、これ幸い。


全県模試は、いつから受ければいいのか

うちの娘は、中2の秋になんとなく受けたのが初めて。
塾に行ってなかったので、いつから受けるべきなのかも全然わかりませんでした。

中2なんて、志望校はまだ夢見がちで。
自分の学力よりも、今考えればだいぶ高い高校を志望校に書いていたなぁ。
当然、合格の可能性は30%以下で、子供がめっちゃ凹んでました。

中3になってから塾に行き始めて先生に聞いたけれど、
中2の全県模試は割と意識の高い子が受けるので、平均点が高めに出るそうです。
つまり、合格の可能性もかなり厳しく出る、ということ。

「そうなんだーじゃぁまだ正確にはわからないんだなぁ」
と思ったのを覚えています。

全県模試は、現実を見るためには中2あたりで1回受けるといいと思いますが、
厳しめの結果が出る、と考えていた方がいいですね。

あと、塾に行き始めると全県模試を毎回受けることになるので、
受験代がかかることを覚悟しましょう。

合格可能性に安心してはいけない

模試を受けると、書いた志望校に対して「合格可能性」というものが%で出ます。

これに安心してはいけない。

例えばね、中2で受けた全県模試。
よくわかんないから、上から下まで幅広いランクの高校を3つ書いたんです。

最終的な志望校にはなっていませんが、一番下のランクの高校は95%以上が出て、

「まぁ最悪この高校には行けそうだね~」

なんて娘と言っていたんです。

ところが、中3で塾に行き始めて初めて受けた全県模試。
同じ高校を書いて、やっぱり95%だったんですが、塾の先生曰く、

「この%は、『今後、受験勉強を頑張った時に受かる可能性』なので、点数が上がる前提です。今のままなら当然落ちます。」

と言われ、当時は結構衝撃を受けました。
いま考えれば「そりゃそうだよな」って話なんですが、何も知らなかったのでびっくりしました。

そうか、点数が上がらなきゃ落ちるんだ。

娘も塾の先生から同じこと言われて、びっくりしていたようです。

中3で塾に入ってから毎回全県模試を受けていますが、合格可能性に一喜一憂しないようには気を付けています。

先生曰く、「95%以上でも全然安心はできません」とのことで。
模試の合計点が入試予想得点の平均点を50点くらい超えてこないと心配だそうです。

結果がジグザグの場合は注意が必要

毎回模試を受けていると、科目ごとの偏差値の推移が折れ線グラフで表示されます。
これが、大きく上下していると、「学力が安定していない」ということで注意が必要だそうです。

多少波はあっても、ふんわり右肩上がりになっていれば、きちんと実力が付いてきている証拠。
ジグザグだと「得意なものが出れば受かるけれど、不得意なものが出れば落ちる」ということ。

偏差値が1点でも上がり続けるように勉強をしましょう。

模試の結果は必ず有効活用して

全県模試は、すべての科目で「どの問題に正解/不正解したか」が記載されます。

この、「不正解した設問」をやり直すことが本当に大事。

合格可能性を見るためではなく、
不得意な問題を見極めるために模試を受ける

ことが重要です。

それから、希望する高校のレベルに合わせて、「必ず取る問題と、最初から捨てる問題」を判断することも大切。

最初の基本問題は必ず取る。
最後の大問は捨てる。

うちの娘はわりとおバカちゃんなので、こんな感じで勉強しています。


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