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座右の銘は

突然、息子に

「ママの座右の銘ってなに?」

と聞かれた。

そもそも座右の銘ってなにか知ってんの?
と聞いたら、

自分が大切にしてる言葉?
と疑問形で返された。

おぉ、まぁそうね、簡単に言えばそんなもんだ。

座右の銘(ざゆうのめい)とは

座右の銘の「座右」とは、自分が座っている時の右側のことを指しています。

昔、皇帝などは信頼できる補佐役を右に座らせることが多く、その意味から「重要なものをそばに置いておく」という場面を指しています。「銘」では石や器に歴史上の人物の言葉を示したもので、現代で言われる「紙」のような役割を果たしていました。

すなわち座右の銘とは、「自分の右側に置くほど重要で、大切な言葉」という意味合いを持っています。

マイナビニュースより

ほうほう、なるほど。
そんな語源だったのね。

あながち息子の言葉は間違いじゃなかったわけだな。

私の座右の銘は

私の座右の銘は、昔から決まっている。

「息抜きの合間の人生」

出所は、ゆうきまさみ先生の「究極超人あ~る」という漫画だ。
その中の鳥坂先輩が似たようなセリフを言っていて、それを勝手に座右の銘にしている。

「究極超人あ~る」は「マカロニほうれん荘」(鴨川つばめ先生)と「少年は荒野をめざす」(吉野朔美先生)に並ぶ、私の人生のバイブル漫画だ。

人生の合間の息抜きじゃなく
息抜きの合間に人生やってます、くらいの気持ちで
かる~く行こうよ

ということだと解釈している。

娘の座右の銘は

その場にいた娘にも聞いてみた。

「え?座右の銘?そんなのないなぁ…強いて言えば、”楽しく生きる”?」

まぁそうよね、座右の銘なんて持ってる子供、あんまりいないよね…
いたら逆にちょっと怖いかも…

今のところ、楽しく生きてるみたいでこれ幸い。

で、息子の座右の銘は

息子も当然なかったみたいで、いろいろ考えていた。

「NO MUSIC,NO LIFE.」
いやそりゃタワレコだわ。

「i’m lovin’ it」
それはマック。

「Inspire the Next」
それは日立。

「JUST DO IT.」
それはナイキ。

…あんたCMのありもんばっかだな!

「なんかカッコいいのがいいんだよなーやっぱ英語だよねー」
とかわけわからんこと言いやがって。

「あっママの持ってるTシャツのやつカッコいいじゃん!」
え、どれのことだ?

Only is not Lonly.?
「そうそれ!」

これ「ほぼ日」だから!

いやでも自分の座右の銘にする分にはいいのか?
出所さえちゃんと言えればいいのかな?

最終的に何にしたのかはわからないけど、
なんか息子が楽しそうだったのでいいかな、と。

こんど旦那にも聞いてみよう。
会話の糸口があるっていいよね。




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