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プラハ近郊に短期移住して思ったこと

現在、ヨーロッパを中心に海外を転々と移住している私が約ひと月、チェコのプラハ近郊に滞在して気づいたことや思ったことなどを紹介させて頂きます。プラハへの長期旅行や移住、留学を検討されている方のお役に少しでも立てばと思っております。

■プラハはどんなところ?

プラハはチェコ共和国の首都であり、中央ヨーロッパに位置しています。人口は約130万人で、その美しい建築物や歴史的な雰囲気から「黄金の都」とも称されます。プラハ城や聖ヴィート大聖堂、チャールズ橋などの観光名所があり、中世の面影を色濃く残しています。

旧市街広場のようす

ヴルタヴァ川の美しい景観も魅力的です。プラハは文化の中心でもあり、美術館や劇場、音楽の祭典なども盛んです。またプラハでは、チェコビールやトラディショナルな料理も楽しめます。プラハはヨーロッパ屈指の美しい都市であり、世界中から観光客が訪れる魅力的な場所です。

■気候について

プラハの気候は穏やかな大陸性気候です。夏は温暖で、7月と8月が最も暖かく、平均気温は20度から25度程度と言われております。一方で冬は寒く、12月から2月が最も冷え込み、平均気温は0度未満となります。春と秋は比較的穏やかで、昼間は15度から20度程度となります。降水量は年間を通して均等に分散しており、雨がよく降ることもあります。旅行する際は季節に合わせた服装と傘の準備がおすすめです。また、冬には寒さ対策をしっかりとして、暖かいコートや防寒具を用意することが重要です。

6月の晴れたプラハのようす

私が滞在した6月少し難しいシーズンでした。肌寒いと感じる日もあれば、気温が30度近くまで上がる日もありました。そのため、出かける時間帯や天候に合わせて上着を着たり、持ち歩いたりする必要がありました。また日本の梅雨までとはいきませんが、雨の日も多かった印象です。昼夜問わず、急に雨が降り始め、雷が鳴る日もありました。滞在の時期を選べるようでしたら、春や秋など比較的に過ごしやすいシーズンに訪れることをお勧めします。

■通貨と物価について

プラハの通貨はチェココルナ(Czech koruna)です。国内での支払いや買い物は主に現地通貨で行われますが、観光地では多くの場所でクレジットカードが利用できます。物価は一般的にヨーロッパの中で中間的な価格帯であり、西ヨーロッパや北欧に比べると安いと感じるケースが多いです。ただし、観光地や観光客向けのレストランなどでは、価格が上昇する場合もあるため、予算に応じて選択することが大切です。

1か月の滞在では、スーパーマーケットやドラッグストアでの買い物に関しては、それほど高いという印象はありませんでしたが、それでも日本よりは多くの項目で高くつきます。またチェコ料理が頂けるレストランなどでは、ランチでも一人3000円~5000円の予算が必要となり、チップを求められるケースもありました。交通機関に関しましては、『上手に使えばお得になる』といった感じです。詳細については下記の【交通機関について】の項目で、ご紹介させていただきます。

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