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夫は「ワーパパ」とラベリングされない。

バタバタすぎて中途半端に書いてた2023年4月の下書きを2024年1月5日に掘り起こす。ここからたくさんの話し合いを重ねて今があると思うと、とてもこの1年がんばったよと思う。

新年度色々バタバタしすぎて頭の整理が追いついていない。きれいな文章にする暇はないけれど、アウトプットしないとヤバそうだから書き殴る。

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4月に入って娘の慣らし保育が始まった。
初日は1時間半で、今週は最大2時間半。
大人にとっては「たったそれだけ」だけど、娘は保育園でほぼ泣いていることもあって、ミルクもあんまり飲めないようだ。
相当疲れているのか、帰ってきてからは2時間くらい爆睡している。

安心したように眠る寝顔を見て、正直、とても心が痛む。
かわいそうじゃないと頭ではわかっていても。
最年少で、どの子よりも無力で、まだおもちゃで遊ぶこともできない我が子は、どんな風に感じているのだろうか。

とはいえ私は完全に仕事に復帰した。

オンラインでサポートしているフリースクールも新学期が始まった。
新しくいただいたライティング系のお仕事も2つあって、3月末から今日までで、すでに10記事くらい書いていると思う。
一般社団法人の方も、助成金も獲得できて、新年度でたくさんのチャレンジが待っている。

どれも本当にたのしいし、やりがいがある。

だから、「ほんとはここまでやりたいのに」というタイミングで娘が泣いたり、お迎えの時間が来たり、何かと優先度が高いことが発生するたび、わかってたことなのに、無理が効かなくなった事実にうろたえる自分がいる。

もちろんそれぞれのお仕事で最大限配慮をいただいている。
慣らし保育期間中のイレギュラーな勤務とか、業務量調整とか。
なのに、あとちょっと、本当はもうちょっとできるはずのことができない自分にうろたえる。

「ごめんなさい」と、そう言ったらきっと「そんな風に思わないで」と言ってくれる優しい人たちがいる。だから余計に、そんないい人たちにちょっとでも恩返ししたいのに。

慣らし保育中、夫は普通にフルタイムで仕事をしている。
「できる範囲で」送り迎えもしてくれている。

「 」で書いたのはモヤッとしているからで、でも、夫にはモヤッとされる筋合いはないこともわかっている。

私がフリーランスで、勤務時間に拘束が少ない分、娘のイレギュラー対応は私がすると決めたのは私だ。
その分、収入面も不安定になるし、シンプルに保育のための稼働をするので、家計の分担は4:6にしているから、そこに不公平さはないはずなのだ。
しかも夫は、ごはんだって作ってくれるし、在宅の日は娘を抱っこしながらお仕事する時間もある。
5時台に起きる娘に合わせて先に起きてくれるのも夫。
疲れた日には甘いものを買ってきてくれるし、ちょっとしたプレゼントも買ってくれる。
できる限りのことをやってくれているとわかっている。贅沢だとわかっている。

変化を好まない夫と、変化が好きな私。

当然、この分担は理にかなっているし、合意の上で決めたことだ。

だけど、それに比べて、(いや比べることがいかに不毛かなんてわかっているんだけれど)なんとなくそうじゃない夫にモヤッとするのだ。

私は「ワーママ」とラベリングされるだろうけど、彼は「ワーパパ」とはラベリングされないところにもモヤッとするのだ。

泣いた時、最終的にママに頼ればいい彼と、私が泣き止ませるしかない最後の砦になってしまう感じにモヤッとするのだ。

いや、本当にこんなの言ったところでなんなのって感じだし、じゃあ今から夫に仕事をやめろというのかという話だし、会社員の限られた有給を全部使えというのかという話だし、てか私も前は会社員だったから全部全部わかってるんだけど。

今日も私は、読みたかった本を途中で諦め、作りたかったスプシを作らず、もう一息考えたかったアレを完成度8割くらいで提出し、返事すべきだったいくつかのスレッドを見てみぬふりした。

だけど、今日も私は止まると泣き叫ぶ娘のために抱っこ紐をつけて家事をこなし、保育園に持って行く持ち物を揃え、つけてなかった名前シールを貼り、足りていなかった娘のお着替えズボンを買い、夕方になると機嫌が悪くなる娘の機嫌をなんとかとって、入眠前のミルク中にギャン泣きした娘を夫とバトンタッチして寝かせた。

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とまあこんな感じで、私の頭の中は大混乱なのだけど。

どんなに混乱してても明日は来るし、やるべきことはあるし、命は有限だし。

だから、まあ、明日も、やるべきことを、できる範囲で、誠意をもってやるしかない。


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