生まれて良かった？

最近、産後うつがひどくて「死にたい」と時々思ってしまう。

今年1月に娘を出産した時に大量出血した時には周りの医師や看護師に「助けてほしい」とあんなに必死に訴えていたのに。

あの時生きたいと思った理由を、今日ノートに書き出してみた。そのほとんどが旦那と、息子と娘に関する事で、要は私のしたい事は家族を幸せにしたいということだった。

最近は、産後ケアや訪問看護などを利用して周りの人になるべく話を聞いてもらっている。何度も何度も同じ質問をして、こんなに情け無い母親他にいるのかな？と思う。

だけど、情けなくても恥ずかしくても、やっぱり生きたい。そして乗り越えたい。

私の母は私が物心ついた時には精神疾患を患っていた。難病の弟の世話に集中していたから、私にはほとんど関心がなく、まともに話を聞いてもらった事もない。

私がどれだけ良い成績をとってこようが、受賞されようが、学級委員に選ばれようが、母親には関心を持ってもらえない。

それでも不幸せになりたくなかった。弟や父や母が頑張っているのはよく知っていたから。弟のせいで不幸になったと思われたくなかった。

だから、私はもっと勉強をがんばったし、運動部に入って明るい性格になれるように頑張った。高校生の時は特に明るかった。

だけど、小学校6年生で弟が亡くなり、父は私が大学生の時に末期がんで亡くなった。そして母は私が息子を産んで1ヵ月半の時に亡くなった。

もがいてももがいても、人並みに幸せになれない。時々疲れてしまう。

だけど、私はやっぱり希望を持って生きたい。ここからまた立ち上がりたい。生きていて良かったと思えるように、一日一日積み重ねて生きたい。