見出し画像

ミミクリデザインの社名とロゴの由来

株式会社ミミクリデザインの社名に使っている「Mimicry(ミミクリ)」とは、模擬や模倣といった意味を指す言葉です。社名を直訳すると「模倣デザイン」になってしまうのですが笑、社会学者のロジェ・カイヨワが提唱する遊びの類型の理論からとってきています。カイヨワは、人間の遊びをその内容に従って以下の4つに区分しました。

アゴン(Agon):競争を伴う遊び ex:サッカー、チェスなど
アレア(Alea):運や賭けを伴う遊び ex:じゃんけん、サイコロ、賭け、など
ミミクリ(Mimicry):真似・模倣を伴う遊び ex:ごっこ、空想、仮装、演劇など
イリンクス(Ilinx):目眩やスリルを伴う遊び ex:ブランコ、スキ、サーカスなど

このうちミミクリは、ごっこ遊びや空想遊びなど、いわゆる「見立て遊び」の総称です。対象を別の角度から捉えるミミクリの認知的態度は、学習とイノベーションの源泉であり、ワークショップデザインの本質的な思考法です。

弊社のロゴデザインも、英字の”Mimicry”を90度回転して眺めるとカタカナの「ミミクリ」が浮かび上がるようになっています。外部パートナーでもある田中研一氏(Super Crowds inc. CCO)の発案で、まさにミミクリ的なものの見方を体現したロゴになっていて、気に入っています。

3期目からリニューアルした以下のウェブサイトでも、トップページにいくつかのミミクリ的な遊び心ある視点の転換を取り入れていますので、よければご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?