マガジンのカバー画像

経営・組織マネジメント

21
MIMIGURIの経営に関する気づき、組織マネジメントに関する知見、エッセイをまとめていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

新刊『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』発売決定!先行し…

チームづくりに関する最新刊『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』(…

安斎勇樹
4日前
83

組織に“できたてホヤホヤの暗黙知”をシェアする仕組みをどうつくるか?子どもの「逆…

今日は「子どもの日」ということで、個人的な話になりますが、先日、5歳の娘が「逆上がり」を…

安斎勇樹
7日前
787

マネジメントの「もぐら叩き」からいかに抜け出すか。ミドルマネージャーが心得ておく…

経営層の方針をチームに伝え、実行に移すミドルマネジメントの現場において、「問い」のデザイ…

安斎勇樹
4週間前
170

いま必要なのは「ゆるやかな組織変革」?「もったいない」から始める、前向きなカルチ…

昨年頃から急激に「カルチャー変革」というテーマで登壇の依頼をいただくことが増えています。…

安斎勇樹
1か月前
150

企業に染み付いた組織文化を変えるには?「カルチャー」変革のための3つのレバレッジ…

前回の記事では、先行研究をもとにカルチャーの定義を紐解き、カルチャーが組織において果たす…

安斎勇樹
2か月前
109

企業の「カルチャー」とは何か?「組織文化」研究から考える、その本質

組織について語る上で、必ずと言ってもいいほど頻繁に用いられる「カルチャー」というキーワー…

安斎勇樹
2か月前
238

採用面談は「候補者へのキャリアカウンセリングの場」と捉えるべき?旧友・伊達洋駆さんとの対談で得られた気づき

昨年のことになりますが、Indeed Japan主催の「キャリア社員が継続活躍できる組織の作り方」というテーマのセミナーで、ビジネスリサーチラボ代表取締役の伊達洋駆さんと対談させていただく機会がありました。 伊達さんとは、実は大学院生時代からの十年来の友人でもあるのですが、こうして外部のイベントでご一緒させていただくのは、この機会が初めて。なんだか感慨深いものがありました。 拙著『問いのデザイン』が「HRアワード2021」最優秀賞に選ばれ、伊達さんがその翌年、『越境学習入

21世紀の組織づくりのスタンダードを打ち立てる──MIMIGURIの知を結集した「新時代の…

MVVの開発・浸透、人事や評価制度の構築、事業目標の管理、採用や人材育成、カルチャー醸成……

安斎勇樹
3か月前
155

2023年のMIMIGURIを象徴する6つのキーワード

今年もMIMIGURIではAdvent Calendarに挑戦します! MIMIGURIは合併後3期目を迎え、メンバーは…

安斎勇樹
5か月前
83

MVV開発、制度構築、カルチャー醸成……いずれも「組織づくり」の本質ではない。前時…

このnoteを読んでくださっている皆さんの中には、「組織づくり」に携わっている方も多いと思い…

安斎勇樹
7か月前
258

安斎への講演依頼、2023年の人気テーマ

この3年間で『問いのデザイン』『問いかけの作法』『リサーチ・ドリブン・イノベーション』『…

安斎勇樹
7か月前
27

"軍事的"ではない経営はいかにして可能か?「冒険的世界観」を実現するマネジメントを…

前回の記事では、20世紀のビジネスを支えてきた「軍事的世界観」に焦点を当て、いまはその限界…

安斎勇樹
7か月前
91

組織を遊ぶ、ルールのデザイン論:カルチャー改革の手がかり

ビジネスカルチャーマガジン『XD MAGAZINE』Vol.7(7月20日発売)に安斎の寄稿記事『組織を遊…

安斎勇樹
7か月前
28

なぜナレッジマネジメントはうまくいかないのか:組織に眠れる"もうひとつの暗黙知"の重要性

近ごろは従業員のノウハウを組織全体で共有する「ナレッジマネジメント」の考えが一般的になっていますが、単にデータベースやWikiを設置するだけで形骸化してしまったり、高度な業務における言葉にならない「暗黙知」をうまく形式知に転換できずにつまづいてしまったり、一部の社員にばかり負担がかかったりと、あまり機能していないケースも多いようです。 ナレッジマネジメントは知識創造の源泉であり、「学び続ける組織」をつくるために不可欠なもの。そもそも、「暗黙知」が何を指すのか、曖昧なまま仕組