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経営・組織マネジメント

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MIMIGURIの経営に関する気づき、組織マネジメントに関する知見、エッセイをまとめていきます。
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21世紀の組織づくりのスタンダードを打ち立てる──MIMIGURIの知を結集した「新時代の…

MVVの開発・浸透、人事や評価制度の構築、事業目標の管理、採用や人材育成、カルチャー醸成……

安斎勇樹
9か月前
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企業もまたアイデンティティ・クライシスに陥る?会社組織の成長プロセスを「探究型キ…

誰もが直面するキャリアやアイデンティティの悩み。しかしその内容は、その人の成熟度や置かれ…

安斎勇樹
1か月前
75

組織のルールはなぜ破られるのか?ルールの階層性と解釈のズレ。そして破られることの…

最近は「組織のルール」に関する探究を法律家の水野佑さんと進めていて、来年あたりに出版でき…

安斎勇樹
1か月前
76

学び続ける組織をつくるには、「学習観」と「評価システム」をすり合わせる:ドラゴン…

"学習"とは何か?"学ぶ"とはどういうことか? この問いは非常にシンプルに見えますが、実際に…

安斎勇樹
2か月前
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経営・組織論に根付く「軍事的世界観」は本当に悪なのか?その"功"と"罪"を改めて考察…

ビジネスの世界の根底には「軍事的世界観」というパラダイムが横たわっており、20世紀から続く…

安斎勇樹
4か月前
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職場は“マジメな場”であるべきか?これから必要な「エンタメ経営」のあり方を考える

「楽しさ」や「面白さ」、エンターテインメント性。これらは従来、企業現場、職場の従業員体験…

安斎勇樹
5か月前
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ブラックボックス化しがちな「目標設定」のナレッジ。組織の上位方針と個人の衝動をミートさせ、「物語」を駆動させるには?

新年度のバタバタが落ち着いて、組織やチームとして新たに設定した目標に向かって走り出しているところかと思います。1年間のチームの歩みに影響を与えるという点で、非常に重要な意味を持つ目標設定と、その伝え方。 しかし、そのナレッジはブラックボックスになりがちであり、「うまくいかない」と相談を受けることも多くあります。 相談の詳細を尋ねると、多くのマネージャーが、上から降ってきた目標をそのままチームに下ろしていることで、さまざまな問題が生じていると感じます。この"伝言ゲーム方式"

新刊『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』発売決定!先行し…

チームづくりに関する最新刊『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』(…

安斎勇樹
6か月前
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組織に“できたてホヤホヤの暗黙知”をシェアする仕組みをどうつくるか?子どもの「逆…

今日は「子どもの日」ということで、個人的な話になりますが、先日、5歳の娘が「逆上がり」を…

安斎勇樹
6か月前
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マネジメントの「もぐら叩き」からいかに抜け出すか。ミドルマネージャーが心得ておく…

経営層の方針をチームに伝え、実行に移すミドルマネジメントの現場において、「問い」のデザイ…

安斎勇樹
6か月前
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いま必要なのは「ゆるやかな組織変革」?「もったいない」から始める、前向きなカルチ…

昨年頃から急激に「カルチャー変革」というテーマで登壇の依頼をいただくことが増えています。…

安斎勇樹
7か月前
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企業に染み付いた組織文化を変えるには?「カルチャー」変革のための3つのレバレッジ…

前回の記事では、先行研究をもとにカルチャーの定義を紐解き、カルチャーが組織において果たす…

安斎勇樹
8か月前
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企業の「カルチャー」とは何か?「組織文化」研究から考える、その本質

組織について語る上で、必ずと言ってもいいほど頻繁に用いられる「カルチャー」というキーワー…

安斎勇樹
8か月前
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採用面談は「候補者へのキャリアカウンセリングの場」と捉えるべき?旧友・伊達洋駆さんとの対談で得られた気づき

昨年のことになりますが、Indeed Japan主催の「キャリア社員が継続活躍できる組織の作り方」というテーマのセミナーで、ビジネスリサーチラボ代表取締役の伊達洋駆さんと対談させていただく機会がありました。 伊達さんとは、実は大学院生時代からの十年来の友人でもあるのですが、こうして外部のイベントでご一緒させていただくのは、この機会が初めて。なんだか感慨深いものがありました。 拙著『問いのデザイン』が「HRアワード2021」最優秀賞に選ばれ、伊達さんがその翌年、『越境学習入