感情の故郷
とてもいい時代になりました。昔の作品や映像、音を自由に検索して楽しめるようになったからです。
うちの父はABBAなどの洋楽も好きで、よく車で聴いていましたがもし今生きていたらもっともっといろんなものを楽しめただろうな、と思います。当時では見たり聴けなかったような映像が、です。
妻のお母さんは生前に美空ひばりさんを好んでいたようで「生きていたらもっといろんな映像がテレビで見れたのに」と話していました。
昔のアーティストの昔の映像(ライブ版など)も簡単に消費できるようになりましたが「何観ようかな(聴こうかな)」となったときに必ず戻ってしまうものがあります。
U2のONEもそうですしsiaのchandelierもそうです。ストーンズかもしれないし、デヴィッドボウイかもしれない。ビートルズのyesterdayだったりするかもしれませんね。
もう消費し尽くした、と自分が心のどこかで思っていても改めて見聞きしてみると変わらずに圧倒されるのです。
もう分かりきっているものに繰り返し感銘を受ける、ということはなかなかありません。
それは飲食店でも同じです。いつも行っているのになぜか毎回感情をかき回され「なんて格好いいんだ」とまるで初めて行ったかのような感動を覚えるのです。
先日公開した東京カフェ10選はそんな思いを基準に選んでいます
僕らには故郷というものがあってそこに帰りたい気持ちを「ノスタルジー」と呼びます。
そして僕らには生まれた時から魂に決まったメロディが流れていて、それに近しい音楽を好きになるそうです。
人それぞれ違うものだと思いますが「何回も帰りたくなる作品」はきっと自分の感情の故郷なのだろうな、と感じます。
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