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レシピと数字

コーヒーの話でいうとレシピや数字でどうこうなる問題は多いとも言えるし少ないとも言える。

たったひとつ言えることは「それで全ては解決できない」ということです。


それが可能になるのであれば誰もが名人になれるはずなのですが、現実はそんなことはないです。

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以前、広告代理店の方からDMを頂いたことがあります。PRのサポート会社、ということでコーヒーを飲んでそれについて投稿してほしい、ということでした。

やっていることに関しては全然何も思わないし、そういう事業があることは知っていますので「PR案件は悪!」みたいなことは思わないです。
「?」と思ったのはそのアカウントのフォロワー数が100人くらいだったことです。広告というのは「広く告げること」なので、それを請け負う会社であればまずは自分たちの数字を増やして結果を出した方がPRになると思うのですが先程のコーヒーの話と同じでそれは難しいのだと思います。

必要なのは知識ではなく「試行錯誤」だからです。

この世には評論家という人が存在していて「こうした方がいい、ああした方がいい」という人たちのことです。ところがスポーツも、音楽も、お笑いも評論家が「プロ」を越えるというのはあまりないです。評論家は苦しまないがプロは常に苦しんでいる。評論家の言ってることはすでに議論し尽くされていて(それを乗り越えた上で)プロは常に葛藤している。

なので「数字」「知識」「レシピ」でどうにかなることは実はそれほど多くなくて、どうやらそれで解決できることには限りがあるようです。(再現性は高まるかもしれませんが)

経験値、裏付けされた数字などは「説得」に繋がります。

僕にコンサルティングをお願いしてくれるお店さんはうちの店が震災やコロナ禍を乗り越え10年続いていて、SNSのフォロワーも(小さい店ながらそこそこ)多いとか、そういうところにちょっとした説得力を感じてくれて仕事を依頼してくれるのだと思うのです。

自分で自分の結果を出せない広告代理店やコンサル、マーケティングの会社などはなかなか厳しいと思っていて、知識はいらないから結果を見せてほしいな、と思っています。

「もっとフォロワー増やせますよ」みたいなDMもきますけどまずは自分たちのフォロワーを増やすのが先では?といつも感じつつ、知識やレシピに価値はなく大事なものは「悩む姿そのもの」だよなと思います。

迷いなきところに結果はなし、です。

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新店舗【PENITENT】のクラウドファンディングも残り18日です。

https://camp-fire.jp/projects/view/396274

達成率は70%。
支援者数も200人に近づいています。

リターン(返礼品)は
●レセプションへの招待
● vervecoffeejapan さんとコラボしたオリジナルパッケージのブレンド珈琲。

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(VERVEさんはstandartにも掲載されており、そんな大企業さんと一緒に商品が作れるなんて本当に奇跡ですので、個人的にイチオシのリターンです。

https://vervecoffee.jp/blogs/news/standart-x-verve-coffee-roasters

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リターンの発送はプロジェクトの終了後、となります。

まだまだご支援受けつけています。

是非、よろしくお願いします!


お店にも来てくださいね〜〜!!