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お客さんが増えること

こんばんは!
店主の山路裕希です。

表題の写真は山形のチャノマさん。

いきなりですけど売り上げはめっちゃ大事です。(今日はあと一歩目標に及ばず…)

売り上げが増えるというのはいつも書きますが

(詳しくは定期購読マガジンで)

①お客様の数が増える
②価格が上がる
③リピーターさんが増える

の何れかでしか成立しません。
(大きく分けると)

①がですね、厄介なところでして。
メリットもあるしデメリットもある。

お客様が増えるのはいいことですもちろん。
事業が拡大している、もしくはしていこうとしている、ということですから。
うちも最初の1年目なんて1日に10人とかしか来ませんでしたよ。ほんと暇な店でした。
(今は本当にそうゆう悩みが減りました。有り難すぎて…本当にみなさまありがとうございます、)
でも、お客様が増えたことでお店が混んで入店するのが大変になったとか、静かな雰囲気が好きだったのに賑やかになってしまったとか。
待ち時間が長くなるとかサービスの質が落ちるとか。
拡大していくとお客様にも僕らにも負荷がどんどんかかっていくという事にもなる訳です。
(もちろん僕らの仕事量も圧倒的に増える、、!)

つまりいろんな所の満足度はガクンと下がるわけです。

成長と拡大は別物。

売り上げは大事です。たしかに。
1日に10人しか来ないんじゃなんにもできません。自己満足のお店にしかならない。
税金も払えないしそれで存在していても社会のためにならない。
(もちろん1日5組しか予約を取らないような高級レストランなんかはまた別です)

でもゴールは
"また次来てもらう事"

です。
だからお客様に満足して頂けない状況だな、というときは席が空いていてもお待ち頂いたり、お断りさせて頂くこともあります。
座れたけどオーダーしたものが1時間も運ばれてきませんよ、、って最悪ですよね。

拡大するよりも成長の方がいいことづくめです。
さっきの②と③。
ファンクラブがいい例です。

でも僕は内に向けた濃い店もいいけどやっぱり
「仙台にJAMCAFEとgrammeアリ」
っていうのもやりたいんです。
ウチワだけで盛り上がっちゃうとなんかやりたいことと違うんですよね。
だから拡大と成長のバランスは取りながらやっている
つもりです。
予約や席の電話待ちとか行列が何シーズンも発生して続くようなタイミングでさりげなく値上げしたりしてますから
(これ、言っていいのかな?笑)

拡大も成長もどっちが良い悪いではないので(なんならどっちも必要)、答えは今は出せませんけど色々と試行錯誤してみたいと思います。

拡大は良くも悪くも、という話をでした。

「お客さんに来てもらう」のと「お客さんにまた来てもらう」のでは方向性も、やり方も、大きな隔たりがあるんですよねそこには。

同じようで全然違いますね


それでは〜〜!


お店にも来てくださいね〜〜!!