長編と短編

読書家とは名乗れない、気分で本を読む者です。

インスタのストーリーに読み終えた本の感想を述べておりますが、今回はふと思いました。

本はお弁当のようだなと。

読んだ本は、伊坂幸太郎さんのジャイロスコープです。

7つの短編から成りますが、バラバラなようなそれぞれの話が最後にひとつの器に乗っかるような終着。

おかずの統一感がないような、でもなぜかまとまりのある幕の内弁当のようだなと。

煮物みたいにほっこりする話もあれば、
なんだか正体がわからん揚げ物も。
でも全部美味しい。

いい具合に、隠し味なりご飯の進むパンチも効いてて、サクサク進みます。

(サイトで本のレビューも見た上で感想をまとめていますが、ま、味の好みがあるように、本にも好みがありますわ。)

それで次は生姜焼き弁当を食べてみたい(長編を読んでみたい)と思った次第で。
ご飯もおかずも美味しいなら、間違いないでしょうと。

と、そんなこんなでお弁当を例にした訳ですが、
見た目にそそられて買うこともあれば、
同じお店(人)をリピートしたり、
作り手の得意不得意があったり
受け手の選り好みがあったりなど。

なんかお弁当みたいだなぁと思ったので、記録しておきます。

はじめにも書きましたが、読書家ではなく気分屋なので、これから読む本がたくさんあります、何卒。

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