朝の俺はイタいし、夜の俺はキモい

体調で文章がよく変わっている。これが小説家だったら一大事である。体調で味が変わる店長のラーメン屋に行くような客はギャンブラーばかりだ。ごく少数の俺の文章をみる羽目になった人は何も期待していないので、そこが救いだと思う

朝は体調が悪い。
もし俺がラーメン屋の店長だったら、仕込みを放棄して昼から出汁の取れてない水っぽいラーメンを売らざるを得ないぐらいには。そのせいでぼやっとしたそれっぽい文字列になる。

夜はシンプルにキモい精神性が表に出る。
その時は良いが朝になって見てみると酷い。深夜テンションで考えたラーメンのメニューは大抵現実的な視点が全部抜け落ちている。

今は夕方だが、夕方に書くとちょっとキモくてちょっとイタくなる。ある意味一番パッとしない。

これから画塾に向かう。昨日日記を始めてみたものの、自分の文章の気持ちの悪さにえづく羽目になってしまった。自分の絵の下手さにもえづいているというのに。

あーあ、突然絵が上手くなりてぇなぁ。周りの人間はずっとクロッキーやってる。眩しいし怖い。眩しいがメインで、少し怖い。こんなにも俺は能無しなのかよ、となってしまう。今のところ絵という体調に左右されるラーメンは、常にえづくぐらいの不味さをキープしている。


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