ポジティブはネガティブに優る

俺を含むくねくねしたヲタクは基本的にネガティブであり、ポジティブな人間を何処か相容れない、時には能天気なものとして見ている人もいる。

よくもまあ自分と異なる類の人間に偏見をぶつけられるものである。そんな事ず〜っと喋ってるヲタクはどうせね、友達がいないんですよ!(偏見に自覚的であることが何かの赦しとなることは決してない。)

そもそもポジティブに見える人の中には自分のネガティブを他人に見せることさえも危険視する本当の優しい人が混ざっていることがある。見かけたら、できる範囲で少しだけ優しくしてあげてほしい。

それはそうと、人生が行動しないとマップが広まらないクソゲーであることを踏まえると、ネガティブである事はだいたいの場面でデバフである。
考え事が無駄に多いし、無駄に足踏みをするし、なんかずっともじもじしてるし。
慎重にならなきゃ行けない時なんて、知らない街で昼飯を探すときとコードが2本出ている時限爆弾の前だけなんすよね。

あとポジティブな人間は何か特有の眩さを持っている。これから自分が失敗するかもしれないなんて微塵も思っていないかのような、自信に満ち溢れていると言うよりは一片の不安も存在しませんみたいな。本当に羨ましいことこの上ない。

そして恐らくはこの羨望も無理解から来るものなのだろうと思う。ネガティブな人間は、文字と文字の間に責任逃れの文章を差し込むことを忘れない。俺のnoteにおける括弧で囲まれた格好のつかない文章群はそういった責任逃れが大半である。 

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