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外国人が日本人に"なってしまう"とき

"If you want to be happy, respect every person."

「幸せでいたいなら、全ての人を尊敬しなさい」

散歩中に出会ったセネガル人のおじさんの言葉。


This is destiny.

この出会いは運命だよ。

I wish you all the best in your life.

私はあなたの人生が素晴らしいことを祈っているよ。


本当に偶然出会って、何分か話しただけの人に、自分の人生が幸せであって欲しいと祈ってもらいました。


Be strong. Be positive. And never give up.

強く、ポジティブに、絶対に諦めないで。

そう言ってもらいました。


「日本人(私)は少しネガティブかもしれないから、そう言って貰えて嬉しい。」

そう伝えたら、日本にいてそれだけが嫌なんだ、と教えてくれました。


彼は人と話すのが大好きです。

でも日本人は、知らない人とは話したがらない。

ましてや彼は外国人。怖いと思われる。

声をかけても逃げられてしまう。

このように話が出来たのは久しぶりだと。

だからとてもlukyだったと。

今この瞬間にも悲しい人はどこかにいるけど、僕たちはlukyで、これは僕たちのlifeのdestinyなんだ。


その後アイスを食べながら、少し「人間」についてお話しました。

人間の違いは何だと思う?

手?足?顔?言葉?肌の色?

そんなものはほとんど同じだよ。

違うのは、

「thinking(考えていること)」「heart(こころ)」だよ。

的を得ていて、とても熱い主張。


だから人は話をして、thinkingをshere(共有)することが必要なんだ。

だから僕は話しかけられたら、その人がどんな人でも「聞く」んだ。

子供でもお年寄りでも

黒人でも白人でも

男性でも女性でも。

日本はこれがあまり好きではないでしょう?

だから僕も「日本人」になってしまう

誰にも話しかけなくなるんだ。これが嫌なんだ。


なるほど。

環境が人を変えるというのはこういう事なのだろうか。

彼はすれ違っただけの私に、"Hello!" と声をかけてくれた。

日本で知らない人に、「こんにちは!」と話しかける人は少数派だろう。

ただ会話しようと話しかけただけでも、ナンパや不審者だと勘違いされるかもしれない。

私は海外では知らない人にも声をかけるんだけど、それがよくある環境だからできているのかもしれない。


なんにせよ、

日本人になってしまうのが嫌だ。

と思わせてしまうのは、日本人としては切ない。


世界中で働いていたという彼に、

世界は日本とは違うの?

世界中で仕事をして良かった?と聞いてみた。


話しかけても聞いてもらえないのは日本が1番だよ!

世界はとても面白い!世界は嘘だらけなんだ!

(大笑い)🤣


え、なんでそんな笑ってるの?


…長くなったからとりあえずここまで。

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