ひとりごと
ねえ、優しさってなんだと思う
BUMP OF CHICKENの「ひとりごと」という曲は、このような歌詞から始まる。
「優しさ」というと毎回思い出すのがこの曲。
私は性善説を信じていて、人は皆「優しい」と思っている。
しかし、ちょっと前までその逆だった。
去年から現在にかけて、お世話になった方々の「優しさ」に触れ、今の思考に至っている。
私の周りには優しい人がたくさんいるけど、私は優しい人になれているのだろうか。
そんなことを、「やさしさにふれて」というタグを見ながら考えていた。
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去年はとても色々あった。
泳げなくなったし、ご飯も食べられなくなった、家から出られなくなったりもした。
そんな時、親も友達もコーチも職場の人も、無理しなくていいと言ってくれた。
家の近くまで来て話を聞いてくれる先輩もいた。
わざわざ出先から戻ってきてくれる恩人もいた。
世界がこんなに優しいと思っていなかったし、私に誰かが関わってくれるなんて思ってもみなかった。
しかし、現実はこんなにも優しくて、こんなにも温かいものだった。
それから、私は私の存在を、人の優しさを、肯定できるようになった。
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ねぇ 優しさって知ってるんだ 渡せないのに貰えたんだ
きっとさ 人と人との 心の外の中だけに 在るんだ
一人では無理な事だから 誰かとの間に在るから どちらのものでもない 名前のない それだけに出会いたい
BUMP OF CHICKENはこんな風に「優しさ」を表現している。
「優しさ」は目に見えない。
自分から渡したり、相手から渡される物ではなく、自分と相手が知らず知らずのうちに作った名前のないそれが、「優しさ」なのかもしれない。
それなら、この世界はきっと、みんなの「優しさ」で出来ている。
人と人の心の外の中に「優しさ」があるなら、人と人が関わるだけで「優しさ」は生まれる。
私が生きていて、あなたが生きていて、お互いの心の外の中に「優しさ」が存在している。
私もあなたも「優しさ」を生み出すことができる、とても「優しい」人であることに間違いないのだ。
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あなたが私の文章を読んでくれた、それだけで私たちの「優しさ」に出逢うことができました。
「優しさ」をいつもありがとうございます😊
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