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新年恒例「挑戦しなきゃ症候群」~小さな挑戦をナメたらあかん~

皆さんは、2023年の目標や計画を立てましたか?
「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、1年間の目標や計画を元旦あるいは年末に立てる人は多いと思います。

でも、なぜなのでしょうか?

私は新年の目標や計画を立てると、もれなく「何か大きな挑戦をしなきゃいけない衝動」に駆られます笑

「挑戦しなきゃ症候群」

Photo by Tim Mossholder (Unsplash)


すごく味気ない言い方になってしまいますが、去年と今年って地続きなんですよね。
人間が1年間を365日と決めて区切っているだけであって、1月1日になったからと言って、これまで抱えていた問題が全て解決された世界が待っているわけでもないし、いきなり私が理想の私になっているわけでもない。

それでも、私は新年の私に期待してしまう
いや、期待と一緒に「成長しなければならない」というある種の義務感も背負っているのかもしれない。

まぁ、いずれにせよ「大きな挑戦をしなきゃいけない」と思ってしまうのです。

特に今年は、去年これまでの人生で支払ったことがない金額を払って講座を2つ受けたため、その思いは例年よりも強いものでした。
しかし「この講座受けた方がいいかな?」「この資格に挑戦しようかな?」と考えているうちに気づいてしまいました。

成長するには、人に「私はこれに挑戦しました」と言えるような大きな挑戦をしなければいけないと思い込み、「小さな挑戦をナメくさってる」私に。

挑戦の大小を何で測るか

Photo by Diana Polekhina (Unsplash)


小さな挑戦をバカにしてしまう理由は、その挑戦を他人のものさしで測っているから。

例えば、最近私は「余裕をつくる」という目標のもと、10分前には出勤することを心がけています。
これって、意識しなくてもできる人には、「え…それが目標?小さくない?w」と思われるかもしれません。

でも、人より睡眠時間が必要で、何にどれくらい時間がかかるのか予測するのが苦手で、ご飯を食べるにも準備をするにも時間のかかる私にとっては、10分前出勤を毎日続けるのはとても大変です。
時間に余裕をもった行動を常に意識しないと、なかなかできません。

挑戦とは「困難な物事に立ち向かうこと」。
それがどんなに他の人にとって簡単なことであろうが、やっている本人にとって難しいことなら、それは立派な挑戦だと思うのです。

自分の挑戦に胸を張ろう

Photo by Leohoho (Unsplash)


あなたの小さな挑戦も、私の小さな挑戦も、大きな挑戦みたいにすぐに結果が出るものではないかもしれないけれど、それはきっと「大きな何か」につながっていくものだと思っています。

時間に余裕をもって行動し続ければ、もっとまわりにやさしさを与えられる人になれるかもしれない。
毎日一言でも日記を書き続けたら、これまで知らなかった自分を知って、今より自分を理解してあげられるかもしれない。

またかかることもあるかもしれないけれど、「挑戦しなきゃ症候群」には今年でさようなら。
今年からは、自分の小さな挑戦に胸を張って生きたいと思います。


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