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フィナンシェ販売開始

フランス発祥のお菓子フィナンシェ。薄力粉や卵白、アーモンドプードル、砂糖、バターで作られるお菓子だが、フィナンシェと言う名前の由来をご存知だろうか。

 フィナンシェはフランス語で「金融家」や「お金持ち」を意味する言葉で、金塊の形をイメージした縁起の良いお菓子だ。その昔、金融マンが背広を汚さず片手で食べられるようにと、菓子職人が考案したと言われている。

 マドレーヌとの違いを聞かれることがあるが、フィナンシェは卵白と焦がしバターを使うが、マドレーヌは全卵、溶かしバター。食感もふんわりとしたマドレーヌに比べ、香ばしく軽い食感なのがフィナンシェだ。

 カフェで提供するフィナンシェは、金塊の形ではなくまんまるのもの。アメリカーノによく合うよう材料を配合したものなので、手軽にちょっと甘いものが食べたい時には、このフィナンシェ、おすすめだ。

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