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不妊治療で考え方が変わった話


こんばんは。ゆきです。

今回は不妊治療で考え方が変わったよって話です。

私は人見知りしない、よく喋る、世話焼きな性格してます。

保育士という仕事では、割とこの性格は役に立っていて、子どもや保護者、同僚と割とすぐ仲良くなれるので、悪くないかなんて思ってました。

しかも、努力してなりたい仕事、やりたいことなど努力さえすれば願いは叶うと思ってた脳内お花畑人間です。

なんじゃコイツって感じですよね。

ですが、この性格は裏を返せば
馴れ馴れしい、デリカシーない、うるさいとも言えます。

私はずっとこの性格でも、分かってくれる人さえいればそれでいいと思って生きてきました。


不妊治療を受けるまでは。


不妊治療では、『努力すれば叶う』確証はどこにもありません。

努力しても報われないことが、当たり前のように起きますよね。

しかも、誰も悪くない。

ただ精神とお金が減っていく。

怒りややるせ無さをぶつける場所さえないんです。

私は人生で初めて、努力じゃどうしようも出来ない壁に直面しました。

不妊治療を受けている人たちは、こんな思いを抱えながら日々向き合っている。

何も知らなかった私ってなんて無知で無神経なんだろう。



無知は平気で相手を傷つける。

当事者にならないと分からなかった感情がたくさん溢れてきて、今までの自分が恥ずかしくなりました。

何も考えずにズケズケ言ったり、聞いたり、ある事ない事憶測で喋ったり、本当に適当で相手を思いやっていない言動を今までずっと繰り返してきました。

その事にやっと気がつき、相手の気持ちを汲み取るということをもっと大切にしたいと思うようになりました。

それからは相手の気持ちを想像しよう、どうすれば相手に嫌な思いをさせずに済むのかな?と考えて行動するようにしています。

私が知らないだけで、複雑な思いを抱えながら生きている。

そう思うことも以前より増えました。

治療期間は本気で頭がおかしくなりそうなほど辛かったですが、あの期間がなかったら今の私はいません。

治療しないのに越したことはないとは、思います。

ですが、必要な人もいます。私もそうでした。

治療を受けて、無駄なことは何一つないと言いたいです。

それは治療だけでなく、人生全てにおいて言えることですよね。


苦しい中でも得られたものはたくさんありました。
この得られた経験や考え方は、私にとって人生を変えるほど大切な考え方となりました。

こうしてnoteやTwitterなどで発信するきっかけをくれたので感謝しているくらい。

色んな方と繋がれて嬉しいこともありました。

これからも、この経験から学び続けられたらと思っています。


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