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思い出の一冊-②

皆さんこんにちは、Yukiです。今回は、「思い出の一冊シリーズ」ということで、2冊目をご紹介したいと思います。最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

今回ご紹介する本は、コナン・ドイルの『まんが版 シャーロック・ホームズ全集1 緋色の研究』です。

この本は、私が読書を好きになるきっかけの本です。この本を語らずして、私の読書人生は語れない、と言っても過言ではありません。本当はこの本を最初に紹介しようと思いましたが、うっかりしていて順番を間違えてしまいました。

さて気を取り直して、私がこの本と出会ったのは小学校3年生の時でした。ある日の昼休みにフラッと、面白いもの無いかな~と面白いものを求めて、図書室に行きました。「何か」を探し求めて図書室を物色していたのですが、一冊目にとまる本がありました。それがこの本だったわけです。なぜ惹かれたかと言うと、単純に本の色でした。

見てもらえば分かると思いますが、全体が真っ青の本です。真っ青の本が珍しいというわけではありませんが、周りに展示してある本の色が白だったので、より目立っていました。

色に惹かれて読んでみた時の衝撃は、今でも覚えています。「なんだこの本は、めちゃめちゃ面白いじゃん!」という衝撃でした。事件が解決されるまでのスリルと、事件が解決されたときのスッキリさに魅了されました。これをきっかけに私の読書人生はスタートしました。

それまでは、読書は全くせず好きでも嫌いでもありませんでした。「愛の反対は憎しみではなく無関心である」とマザー・テレサは述べていますが、まさにこの状態で,読書に無関心でした。しかし、あのとき面白いものを求めて訪れた図書室には、確かに面白い「何か」はありました。

この本は私の読書人生の原点でした。あの日、この本と出会っていなかったら、読書の面白さに気づくことはできなかったかもしれません。今とは異なる人生を歩んでいたと思います。なぜなら、本を通じて出会えた人もいるからです。

私は、インスタグラムで読書垢を作りました。アカウントを通じて出会えた人とZoomで交流したり、読書会に参加してさらに出会えました。もし読書をしていなかったら、この出会いはなかったと思うので、本当に本のおかげです。

シリーズ第2弾として、私と本の出会いを紹介してきました。私はたまたま訪れた図書室で、人生に大きく影響を与えるものに出会えました。もしかしたら、普段行かないような場所に「それ」はあるのかもしれません。

そしてその場所は案外近くかもしれません。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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