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メモの魔力『メモは人生を変える』

第一章 メモで日常をアイデアに変える

・メモを取ることで、
①情報をアイデアに変える
②自分を客観視して自分を理解する
③人生のコンパスを手に入れる

・本当に強い人は「想いの強い人」
夢を紙に書くことによって想いが強くなる

・前田さんがメモを取る理由
より本質的なことに少しでも多くの時間を割くため」
①今後、AIの進化などにより人間にしかできない創造力やオリジナリティが求められるため
②余計なこと(過去のファクト)に思考の時間を割かないため

・メモは記憶させる第二の脳
空いた自分の脳の容量を創造力に要することができるたり、またはメモから派生して自分の脳で新しいアイデアを産むこともできる。
→そのため、気づいたらなんでもメモをする!

・「知的生産」が僕たちが最も磨くべきスキル

メモによって鍛えられる5つのスキル
①アイデアを生み出せるようになる
②情報を素通りしなくなる
③相手の「より深い話」を聞き出せる
④話の骨組みがわかるようになる
⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる
①知的生産性の向上
余分な情報はメモでストックし、自分の頭で新たなアイデアを考える。
②情報獲得の伝導率向上
大切な情報を見逃さない、聞き逃さない。
③傾聴力の向上
相手と話しているときにメモを真剣にとっていると熱意が伝わり、深い話をしてくれる。
④構造化能力の向上
メモによって頭の整理ができ、ロジックがつく
⑤言語化能力の向上
見たり聞いたりしたものを思考→言語→メモの順で行い、思考と言語化のきっかけになる。

・メモは奥深い。僕らを見たことのない世界に連れて行ってくれる可能性を秘めた魔法。

メモの書き方
「ファクト→抽象化→転用」
・日常全てをアイデアに変える💡
・ファクト→「へー!」と思うことや「なんとなくメモをしておきたい」と頭から命令が来たときに書く抽象化→「他の分野にも応用可能な気づきを得よう」と考えると分かりやすい。
・書くときは4色ボールペンで書く
→使い方で、発信力や意思決定力が上がる。
ペンにもなんらかの魔力がある?
・標語は重要
話が上手い人は会話にタイトルをつけてくれる
「なるほど、〇〇という話ですね」
→話上手は聞き上手な人
標語力は人の関心を引き寄せる


第二章 メモで思考を深める

・抽象化こそがメモ術の根幹で人間に与えられた最も重要な思考機能

・抽象化の3型 重要度
「Why」>> 「How」>「What」

「Why型」で見るべきポイント
①世の中でヒットしているもの
②自分が感動したり驚いたもの
③顧客からの要望
④社内で起きている問題や課題

・抽象化はアイデアを生み出すだけではなく、人前で話をする時に絶大な説得力をもたらす。

・抽象化のフロー
①:具体情報を正確に受け取る
②:①から他に転用可能な要素(気づき・背景・法則・特徴など)を抽出
③:②をさらに別の何かに具体的なものに転用

・抽象化の際は、「他の具体にも当てはめて転用すると、同等以上の効果を得られる」ことが大前提。

・「具体をシンプルな言葉にまとめる」思考プロセスがまさに抽象化。

・抽象化を通じてインプットした法則は、後からいくらでも他の具体に転用して味わえる、「価値ある原液」になる。

・抽象化を行う前に解くべき課題がないとモチベにならないため何個か持っておくべき。

What型抽象化
・メモを取ることで勝手に言語化能力が上がる。自分が紡いだ生きた言葉で話せるようになると、共感者が自然と集まってくる。


第三章 メモで自分を知る

・まず「自分を知る」ことが重要。
自分を知り、自分の望みを知らないまま、ビジネス書やセミナーで学んでも何も変わらない。

・これからの社会では「オタク」が最強
個の時代では何かに熱狂していて、独自のセンスや視点を持ったオタクが価値ある人。

・転用は大切
「では具体的に何をするか」まで書かないと人生は変わらない。

・人生のコアを見つけるまで自己分析する
自分を深く知っていれば、あらゆる意思決定の場面においてほとんど迷わない。
人生は意思決定の連続。


第四章 メモで夢をかなえる

・「言語化」で夢は現実になる
理由は2つ
①マインドシェア🧠
夢を紙に書くことで潜在意識にすり込まれる。
書く瞬間に脳が受けるインパクトが大きい。
→紙に書く行為は記憶に残りやすい
(デジタルメモだと何度も見返さない。)

②言霊の力
=言葉によって誰かの意識が変わり、それが何らかの形で自分にポジティブに返ってくる。
逆のことも起こる。
→ネガティブなことは言わない❗️

・「想い」の言語化
ただぼんやりと思うのではなく、言語化する。
そして、目に見えるくらいはっきりと映像化する。それが夢をかなえるための効果的な方法。

・死生観を持つと大成する
人生の「終わり」を意識することで、かけがえのない「今」を全力で生きるようになる。

・2種類のモチベーション
①トップダウン型
目標を決めて、そこから逆算して日々の行動を決めていく。
②ボトムアップ型
目の前の面白そうなことに飛びつくことで日々の行動が決まっていく。

まず自分がどちらかのタイプかを把握する。
そのタイプをベースに生きていきつつも、現代では両方の性質を併せ持つことが夢への勝算をつかむ秘訣。

・とるべき行動の細分化
夢をかなえるために必要な要素を細分化し、自分が現時点でとるべき行動を書いていく。
そこで生まれたタスクをスケジュールに入れ込んで行動に移すことで本当に1歩ずつ夢の現実化に向けて前進する。→逃げ道をなくす。
この過程において、「自分に近い夢を持っている人」、「同じレベルで実績を出している人」は参考にする。

・ゴール設計時に有効な「SMART」
Specific…具体的であること
Measurable…測定可能であること
Achivable…達成可能であること
Related…自分の軸に関連していること
Time…時間の制約があること

・ストーリーを語る際の3つのポイント
①エピソードを具体的に話す
②「間」を恐れず使いこなす
③一方通行ではなく双方向で話す

・成長のための習慣に勝る武器はない。

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