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BinanceとFTXを比較!手数料やレバレッジなど海外仮想通貨取引所の違い


僕が仮想通貨の取引に使っている「Binance」と「FTX」を、比較してみました!!

手数料やレバレッジの違いなどまとめたので、取引所を選ぶ際の参考にしてください。


比較まとめ


取引手数料:FTXの方が安い

取扱通貨数:どちらも変わらず

取引種類数:どちらも変わらず

レバレッジ:どちらも変わらず

取引流動性:Binanceの方が高い

日本語対応:Binanceの方が良い


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※2021年6月時点


結論:より安く取引するならFTX、より安全に取引するならBinance

それぞれの項目について、くわしい比較を以下に書いていきます。


取引手数料:FTXの方が安い

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取引手数料はメイカー・テイカーともに、FTXの方が安いです!!

メイカーとテイカーの違いは、以下の通り。

メイカー:板にない価格を注文し約定させる
テイカー:板にある既存の注文で約定させる


両社とも手数料に幅があるのは、アカウントのレベルによって手数料が変わるからです!!

取引量が多かったり取引所コインを持っていたりするとレベルが上がり、手数料が割引されますよ。


Binanceは30日間の取引量とBNBの保有量によって、以下のように手数料率が変わります。

またBNB(Binanceコイン)で手数料を払えば、25%割引となりますよ。

無題

参考:Binance


さらに下のリンクから登録すると、手数料が永久的に10%オフとなります。

 

FTXは30日間の取引量によって、以下のように手数料率が変わります。

またFTT(FTXトークン)の保有額によって、最大60%割引となりますよ。

無題

無題

参考:FTX


さらに下のリンクから登録すると、手数料が永久的に5%オフとなります。


加えてFTXは、FTTをステークさせるとメイカー手数料が最大0.003%返ってきます。

ステークとは、仮想通貨を自由に動かせない「ロック状態」にすることです。

無題

参考:FTX


つまりFTXを使えば、場合によっては手数料が無料どころかマイナス(返ってくる)ということも!!

取引手数料に関しては、FTXが圧勝ですね。


取扱通貨数:どちらも変わらず

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現物ではBinanceの方が多く、デリバティブではFTXの方が多いです。

しかしBTCやETHなど、主要通貨はどちらでも同じように取引できます。

したがって、取扱通貨数に大きな違いはありません!!


より多くの草コインを取引できる機会が欲しいなら、Binanceでしょう。

しかしぶっちゃけ、300種類以上のコインをすべて把握するのはムリです。

FTXの251通貨でも、十分すぎると思います。


取引種類数:どちらも変わらず

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取引の種類はどちらも6種類と豊富で、違いはありません!!

それぞれどのような取引ができるかは、以下の通りです。


Binance

・現物
・先物
・レバレッジトークン
・マージン
・OTC
・P2P


FTX

・現物
・先物
・レバレッジトークン
・MOVE
・オプション
・自動売買


この中でおもしろいのは、FTXの自動売買(QuantZone)です。

これは誰でも簡単に、自動売買botが作れるサービスとなっています!!


僕はこのサービスを使って、BTCとETHを自動積立していますよ。

国内の積立サービスは手数料が高額なので、とても助かっています。


レバレッジ:どちらも変わらず

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単純に数字を比べると、Binanceの方が高レバレッジです。

しかしどちらも100倍以上の取引が可能で、大きな違いはありません!!


仮想通貨はそもそも他の金融商品と比べ、値動きがとても大きいです。

たとえばビットコインは、2か月に1度の割合で-30~40%の大きな押し目が来ます。


つまりレバレッジ3倍以上の時点で、資金はすべて溶けてしまうのです。

したがって高レバレッジ取引は、仮想通貨では現実的ではありません。

レバレッジ10倍以上の取引ができれば、あとは大差ないのです。


取引流動性:Binanceの方が高い

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取引流動性は現物・デリバティブともに、Binanceの方が高いです!!

24時間の取引量は284億ドル・687億ドルで、FTXの20億ドル・96億ドルを大きく上回っています。


ちなみに取引流動性とは、「取引のしやすさ」を表す言葉です。

日々活発に取引されている取引所の方が、スムーズに注文が執行されます。


取引量が小さければ、これは大きな問題になりません。

しかしポジションが大きくなるほど、この流動性の影響を受けます。

注文をさばき切れずに約定しなかったりすると、機会損失になりますから。


とはいえ、FTXの20億ドル・96億ドルというのも十分に大きな数字です!!

資金が数万~数億円の個人レベルであれば、快適に取引できます。


日本語対応:Binanceの方が良い

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Binanceは日本語対応しているのに対し、FTXはしていません!!

英語ができない人に対して、FTXは心理的なハードルは高いでしょう。


しかし両社とも、取引画面の操作性はバツグンに優れています!!

英語が分からない方でも、慣れれば簡単に操作することが可能です。

解説ブログやYoutubeもたくさんあるので、困ることはありません。


比較の結論

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結論としては、以下の通りです!!

・より安く取引するならFTX
→手数料が安い(ゼロやマイナスもあり)ので、ガンガン取引する人向け

・より安全に取引するならBinance
→流動性が高く日本語にも対応しているので、慎重に取引したい人向け

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