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【英検1級英作文】素早く簡潔に結論を書く表現を3つ紹介します

Hello there! 車大好き英会話講師のゆっきーです!

先日、YouTubeのSUPER GT公式チャンネルで、第2戦富士3時間レースを観ました。SUPER GT史上初の時間レース(周回数ではなく、決まった時間を走り切るレース)でしたが、とっても面白かったです。

3時間ということで、1スティントが大体1時間と、観ている側にとってわかりやすかったことも私にとっては良かったです。

トヨタのホームコースである富士スピードウェイですが、GT500はZとCIVICの速さ、強さが際立ちましたね。トヨタファンとしては、次戦の鈴鹿で巻き返しを期待したいです。

さてさて、前回の記事で序論を素早く簡単に書ける具体的な方法をご紹介しましたが、おかげさまでたくさんの方に読んでいただけました。

序論と結論はテンプレートを使って素早く書けるようになれば、そのぶん内容を考えたり、文法やつづりのミスの確認に時間をかけられるので、結果的に点数を上げることができます。

当記事は前回と同じコンセプトで、素早く簡単に書ける結論の具体的な書き方を3つご紹介します

ワンパターンな結論の書き方はない

前回の記事の繰り返しになりますが、英検公式の模範解答を読むと、さすが1級だけあり結論の書き方もさまざまなバリエーションがあり、「これが正解!」といえるワンパターンの解答はありません。

ですが、結論もどんなTOPICでもまとめることができる書き方があります。

それは「結論を述べる宣言」、「論点の要約」、「逆接」という3つの方法です。

では早速、ゆっきーオリジナル問題を例にして、結論を書く具体的な表現を3つ挙げます。
Is it possible for the world to eliminate poverty in the future?
世界は将来、貧困問題をなくすことは可能か

というTOPICに対して:

その1. ド直球で結論を述べる
In conclusion, I believe TOPIC.

その2. 観点をまとめてから結論を述べる
With A, B, and C, I believe TOPIC.

その3. 反対意見を認めた上で自分の意見を主張する
Although ______ , I believe TOPIC.

では実際にどのような結論になるのか、見ていきましょう。

その1. ド直球で結論を述べる
In conclusion, I believe it is possible for the world to eliminate poverty in the future.
結論として、私は世界が貧困をなくすことは可能だと信じている。

その2. 自身の観点をまとめてから結論を述べる
With technological advancements, globalization, and the accessibility of education, I believe it is possible for the world to eliminate poverty in the future.
技術の発展、グローバル化、そして教育の受けやすさという点から、世界が貧困をなくすことは可能だと信じている。

その3. 反対意見を認めた上で自分の意見を主張する
Although many people may say ending poverty for everyone in the world is a mere illusion, I believe it is possible for the world to eliminate poverty in the future.
世界中の人々の貧困をなくすことは単なる幻想にすぎないと多くの人は言うかもしれない、しかし、私は世界が貧困をなくすことは可能だと信じている。

ゆっきーオリジナル解答例

書き方の解説

その1 . "In conclusion, I believe __ ." で「結論として、私は_だと信じている」という意味です。

下線部にはTOPICの文章をそのまま書くだけなので、最も簡単で早く完成します。

英作文の内容を考えるのに時間がかかりがちな人には、特におすすめの書き方です。

結論部のない英作文は、試験形式に則っていないことになるので、減点になります。時間がない場合、この方法で英作文を完成させることを優先するといいです

"In conclusion,"の代わりに、 "For these reasons,"=(これらの理由から) や "For the reasons I mentioned above,"=(上で述べた理由から)という言い方もできます。

その2 . With A, B, and C, のwithは「理由」を表し、「A、B、そしてCという理由により__」という表現ができます。

論点を簡潔にまとめて、あらためて自分の主張をするので説得力が高まります。しかし、同時に難易度は高いです。

とはいえ、論点を簡潔にまとめられるようになれば、二次試験のQ&Aで自らの主張を整理するのに役立ちます。

"In conclusion, with A, B, and C, I believe TOPIC."という書き方もありなので、練習時に挑戦してみるとよいです。

その3 . 前回の記事で取り上げた「逆接」です。自分とは反対意見について触れ、その上であらためて自分の考えを主張する書き方です。

これも自分とは真逆の意見をまとめなければならないため、難易度は高いです。

まとめ

いかがでしたか?

英検1級ともなるとワンパターンの解答がなく、自分で調べて書いてみても、なかなか正解かどうかがわからないこともあるのではないでしょうか。

「結論が書けずに時間切れ」で減点になってしまうのは本当にもったいないので、当記事で取り上げた書き方をぜひ試してみてくださいね。

あなたの1級挑戦のお役に少しでも立てば幸いです。応援しています。

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