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Fujii Kaze LOVE ALL ARENA TOUR_1/5マリンメッセ福岡

2023/1/5マリンメッセ福岡で行われた藤井風さんのライブに参加してきました。
ただただ感じた個人的な想いを綴る語彙力皆無な日記です。
ライブレポというよりも自分の気持ちを整理するためのものです。
ネタバレ含みます。ご了承ください。

2023/1/5新年早々
藤井風さんのライブに参加してきた。
座席はアリーナ北ブロックの9列目。
前は通路ですぐ後ろは機材席。
そんなありがたい席をいただいた。

チャリンコで入場するというトリッキーな登場。
会場は歓声と同時に温かい拍手に包まれた。
BGMは"それでは、"
風さんはリスニングパーティーで、この曲のことをエンディングのようなと表現していた。
でも、私は最初聴いた時から「始まり」を感じていた。
魂や光という存在からこの世に生まれ出てくるときのような感覚。
しかし、
"まつり"でも歌われているように、
"生まれゆくもの死にゆくもの 全てが同時の出来事"
生と死を超えた視点から考えたら、始まりも終わりも一緒なのかもしれないが。

"それでは、"がライブの始まりに使われたところから、とてもストーリー性を感じられた。

前半はピアノの弾き語り。
一曲目がまさかのまさかの曲で思わず声が漏れた。
"The sun and the moon"
この曲を聴けるなんて。
気付いたらボロボロと泣いていた。
涙が止まらない。
優しいピアノの音色と優しい歌声。

私たちは全てを手にしていて
だからこそ知っておくべきことがある
いつ立ち止まりいつ手放すのか
そしてただ流れに身をゆだねるのか

歌うだけでなく身をもって実践し示してくれている風さん。
この歌詞の意味を深く考える時だなって思った。

愛よ
人は誰も心に愛を探している
彼方の星々を越えて
心を光で満たせるように

風さんのコアなメッセージは、この世に生きる全ての人が心の奥に抱いている想いでもあるんだと思う。
曲自体は全編英語の曲。
一曲目にこの曲を持ってきた風さんの想い。
いろんな覚悟を感じた。

"ガーデン"から"ロンリーラプソディ"へと続いた。
「きれいなもんだけ吸って〜〜〜ネガティブなもんは吐き出して〜〜〜す〜は〜」
みんなの深呼吸。
ライブに来るだけで心がきれいになる。
これが藤井風の持つ力。
本当にありがたい。

その後、個人的にとても聴きたかったけど、まさか聴けると思っていなかった曲。
"もうええわ"
風さんを知った頃、一番衝撃を受け心打たれた曲。
そして、私を変えてくれた曲。
自分自身を解放してくれた曲。

もうええわ 手放したいもの今全て この空に捨てて
もうええわ 何が大切なん?よう選んで
もうええわ そう思うならサッサ手放して
もうええわ 自由になるわ

「もうええわ〜〜〜」の部分はみんなでコーラス。

毎日あらゆるコミュニティーの中で生きていると、競争、嫉妬、妬み、そんなネガティブな感情が渦巻いているけれど、そこから抜け出して自分の本来持っている想いを大切に生きていこうって説いてくれている。
この曲の中で「内なる風に吹かれて」というフレーズがある。
私が一番大好きな部分。
ライブの中でこの曲が一番泣いたかもしれない。

そこからの"旅路"がまた最強。
この流れやばい無理ってなった(語彙力)
またしても涙が止まらない。
なんだかんだ今一番好きな曲かもしれない。

「目に見える部分だけを見とったら、いろんな部分が目について比べたりしちゃいがちだけれど、わしらはみんな兄弟やしこれからもいろんなことを一緒に学んでいきましょうっていうような曲。」
「自分を信じて自分が感じるものを大切にこれからも生きていってくださいね」
こんなことも言っていたかな。

この曲を聴くと人生いろいろあるけれど、ゆるゆる頑張っていこうって思える。

その後、バンドが登場し、ボルテージが一気に急上昇。
"damn"はなんと私の正面からのスタート。
あんなかっこいいお姿を肉眼で確認できた。
最後の変顔ももれなく。
超絶テンションマックス!!(語彙力)
その後センターステージを均一に回りながらの歌唱。
"死ぬのがいいわ"は紅白の雰囲気をまたさらに大人な感じに。
あまりのパワーに子供がギャン泣きするほど。
いや子供にはちょっと衝撃強すぎよ。。。風さん。。。
その後のMCでは、
「なんかおぎゃ〜おぎゃ〜言うてますけどmore」
と言い会場が和んだ。
お母さんも大変だっただろうよ。

死んだ体勢からの"青春病"もまたよかったね〜(語彙力)
野ざらしダンスもできてすっごく嬉しかったな〜(語彙力)

盛り上がりゾーンは、これまで以上に語彙力がなくなる。
ごめんなさい^^

終盤、"grace"
この曲も始まりは正面から拝めた。
マイクスタンドがこちら側に設置され歌い始めたとき、私の周りからは
ひゃ〜〜〜って歓声が上がっていた。
なんだろうね、あの多幸感。
温かい何かに包まれるような感覚。
とっても幸せな気持ちになった。

そして、最後の曲はデビュー曲"何なんw"
まるっと撮影OK。
「可愛いみんなに捧げます〜」言うてくれた。
ここ最近で一番解放的だったように感じた。



このツアーの後はしばらくライブの予定はないと明言されている。
きっと世界に羽ばたくんだろう。
私が藤井風という人を知ってちょうど一年。
ライブ中この一年の想いがたくさん込み上げてきた。
彼の精神性に感銘を受け、たくさんの曲が私を変えてくれた。
私は私でいい、自分を生きることに気づかせてくれた。

藤井風と宗教。
いろいろ意義を唱える人が増えてきたらしい。
でもね、彼の精神性は一つの宗教に縛られるような小さな世界ではない。
彼はもっと大きなそして人が考えるよりもっと深い部分で生きている。
ひたすらに”愛”と唱えている。
若干まだ25歳という人が、どこまでも強く深く優しく”愛”を唱えている。
藤井風という人は、藤井風という体を借りて、”愛”を世界中に届ける伝道師のような役目を持っていると思う。
本当に大きな大きな役目。
そのことを無意識にでも自覚しているんだろう。
だから、どこまでもその信念を貫いてほしい。
世界中に愛を届けてほしい。光を届けてほしい。届け続けてほしい。

"目にしてきた 手に触れてきた
全てに意味はあるから"
〜旅路〜

これから風さん自身にも多くの試練があると思う。
いやこれまでも、そして今も、私たちが知らないところでたくさんの試練が降りかかってきているかもしれない。
でも、藤井風という人なら大丈夫。
心の中心には太いしっかりとした芯が通っているから。
彼は強いよ。
神様は乗り越えられない試練は与えないと言う。
藤井風という人はとても強いから、その強さ相応の試練もきっとあるんだと思う。
日々もがきながら学びながらよりパワーアップして、風の時代の先駆者として走り続けてほしい。

強い人はどこまでも優しい。
風はそんな人。

「I AM YOU」
私たちは深いところで繋がっていてみんな同じ。

このことに気付けたのは、藤井風という人のおかげ。

あーあ
僕らはまだ先の長い旅の中で
何かを愛したり忘れたり
いろいろあるけど
あーあ
これからまたいろんな愛を受け取って
あなたに返すだろう
永遠なる光のなか
全てを愛すだろう

あなたから受け取ったたくさんの愛を
あなたに返してゆきたい。

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