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他人が決めた道を行くことは、自分の人生を生きることではない


#DIAMONDハーバードビジネスレビュー

「人の人生を生きない。自分の人生を自分で考えて、自分で計画して、実践して生きることが調和である。人に自分の人生を任せてはならない。」

というのがこの論文の最も言いたいことであろう。このことを「調和」としている。

調和を実現するためには、使命感、関連性、貢献度、裁量権が必要である。これら4つの要素が欠けていたり、弱かったりすると調和が生まれない。

私なりに解釈すると、この4つは次のように説明できる。

使命感というのは、自分自身を仕事で越えられるチャンスと思う。使命感があることで、自分をストレッチさせることが可能になる。逆に言えば、使命感が弱ければ自分をストレッチする意味を感じることができない。

関連性が弱ければどうだろうか。その仕事をしているときにその仕事が会社や組織にとって無関係であるときにやりがいを感じられるだろうか。いくら売上をあげてもその売り上げが会社の抱えている課題を解決しないとしたらモチベーションを保ったまま仕事を続けられるとは思えない。

自分の理想とする姿、家族や友人などの所属コミュニティに対して見せたい姿が達成できない。給与がいくらやっても上がらない。そのような自分の理想に対する貢献度が低い仕事をあなたはやり続けられるだろうか?

自分には裁量権がない。裁量権があったはずが無くなっているように感じられる。そのときに上司や組織を信じて仕事ができるだろうか?

調和を感じられない仕事は長くは続けられない。使命感、関連性、貢献度、裁量権がなければ調和は生まれない。

これを頭に入れて仕事はしていくべきである。いや、人生を人に任せるなということになろうか。

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