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相談に乗るのが得意じゃない

僕は昔から人の相談に乗るのが得意じゃない。
嫌だというわけではなく、純粋に得意じゃない。
「相手の状況分からないのに適当なこと言えないしな〜」
「かと言ってただ肯定するのも薄いよな〜」
とか色々考えてしまって、結局的外れな意見を言って終わるパターンが多い。
過去、どれほどの人に「適当だな」と言われてきたことか。
だから、僕は相談に乗るのが得意じゃない。

今日、そんな僕に相談が来た。
もうかれこれ10年ほどの付き合いになる数少ない何でも言える友達からだった。
内容的に本当は会って話した方が良かったのだろうけど、近くにいないため今日はメッセンジャーでのやりとりだった。

2時間近くチャットの応酬を重ねた。
普段、LINEやSNSの返信を遅らせてしまう僕だが、今日ばかりは1分単位で返信した。
それほど、濃い相談だった。

10年も付き合ってると何でも言えるようになる。
見せかけの薄い言葉なんてすぐバレてしまうから、本当に思ってることだけを伝える。
僕の意見が間違っていた時は、ちゃんとそれは違うよって言ってくれる安心感がすごく好きだ。
そんなこんなを繰り返しながら、一歩ずつ前へ進んでいき、少し先が見えたところで今日の相談は終わった。

珍しく感謝の言葉をもらって終わったが、僕からすると相談してくれてありがとうと言いたい。
久しぶりに連絡がとれてよかったよと。
同時に、相手のことを信頼していなかったから今までの相談はうまくいかなかったのかなとも思った。
嫌われたらどうしようとか、かっこいい言葉を並べなきゃとか、そんなことばかり考えていた気がする。

きっとそういうことじゃないんだなと。
信頼して相談してくれる人には、こちらも信頼して答えなきゃ。

相談レベルが1上がった今日。
少し役に立てて僕も嬉しくなった26時14分。

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