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好きの見つけ方:10 【ファッション:色】

おはようございます。
今日はギラギラの太陽が照り付けて既になかなかの暑さ。なるべく冷房の入っている室内にいて、水分補給を定期的に心がけたいところ。
そんな週に限って本国からビジターが5人も来て東京と大阪を回るので、彼女たちも含めて体力を保てる様に頑張りたい。

さて、衣替えを機会に、自分の洋服の趣味を踏まえてファッションに関してまとめたいと思った次第です。
ラグジュアリーブランド業界でMD(マーチャンダイザー、日本語で言えば商品部の人みたいな感じかな)として20年働いてきたので、かなり偏っているけれど、多少はお話できるかなと。

自分の中に軸ができると楽になる

大切なのは、自分のスタイル、自分がハッピーになれる要素が何かということを具体的に把握すること。
これができると、メンタル面でも迷いが減って楽になり心が満たされて幸せになれる、だけでなく、無駄な買い物もすることがなくなり不要なものが減って(より幸せに感じるものに囲まれて)気持ちよく過ごすことができるからだ。
このメリットしかない方法をどのように見つけられるだろうか。

貴方の『好き』ポイント

選んだ10着の洋服の共通点を見つける作業に関してお伝えしていこう
納得のいく共通点を見つけることができただろうか。
今日は具体的な項目をフォーカスしながら、共通項を見つけやすくしていこう。

どんな色の服が『好き』?

貴方が選んだ10着はどんなカラーパレットだっただろう。
絵の具を絞り出したみたいな、絵に描いたようなTHE 原色、無印みたいな彩度を抑えた落ち着いた色合い、深い暗めのトーンか淡いのか、モノトーンかはたまた黒一色か。

色に関しては、個人的に見ていて「綺麗だな」と我ながら?惚れ惚れとするような自分が好きな色に囲まれるのが一番。

色の合わせ方

色を選ぶ際の注意点は、コアカラーとサブカラーの色彩の合わせ。
色合わせはやはりちょっと難しいと感じるところだと思う。しかし、だからこそコアカラーをブラック、ネイビー、ブラウン(ベージュ含む)、ホワイト(生成りじゃなくてホワイトね)をベースにするのが合わせやすいよ、長く付き合う色として飽きも来ず結果的にみんながここに落ち着いているよ、という訳。それぞれの色で組み合わせても決まるし、他のどんな色が来てもソツなく合わせられる万能カラーなので、これらの中から自分のコアカラーを選んでいく作業と思ってもらうと楽かもしれない。

そしてもしコアカラーをベーシックな上の色合い以外から選んで自分らしさの鍵であるサブカラーをどうしても合わない様なら、サブカラーをコアカラーの補佐的なポジションではなく、2つのコアカラーを並列して扱ってあげれば良い。
1色のコアカラーを選ぶことでベースがフォーカスされて貴方らしさが演出されやすいのであくまでベースとして1色をお勧めしているけど、2色とも本当に好きならコアカラーが2つあってもいい。はっきりした色合い(彩度の高い色)とアースカラーにようなくすんだ(彩度の低い)色などどうしても合わない色の組み合わせはあるから、気にせずに2色をコアカラーにセットしよう。

自分の好きな色と似合う色の差

また、自分が好きな色と自分に似合う色が違うということが気になる方もいるかもしれない。たとえばカラーコーディネーターの方と一緒にカラーサンプルを顔元に当ててどの色が貴方をより魅力的に、そしてなりたい自分を表現してくれるかを選んだ方もいらっしゃるだろう。
これは僕の個人的な意見でしかないけれど、着続けることで貴方のお気に入りのカラーが貴方の「カラー」となるから気にしなくて良い。これは人がどう感じるかよりも、貴方が着ていて幸せかどうかの方が大切だからだ。そして、貴方が着ていて幸せになれるものを着ている方が自然と貴方の表情は明るくなり素敵になる。これに勝る貴方の演出方法が他にあるだろうか。
だから、「自分に似合う」とされている色の知識がある方も一旦はそれを脇に置いておいて自分の好きな色に存分にチャレンジしてみてほしい。


着たいものを着たい様に着て、自分がハッピーになればそれで良いのがファッション。ちょっとでも参考になることがあれば嬉しい。

僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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