先日、以下の記事で紹介しましたが、エメラルドグリーンの発音についてネイティブ講師からアドバイスをいただきました。
いただいたアドバイスの中には発音の他にも、色の表現における冠詞についてフィードバックをいただいていました。
しかし、なぜ色に冠詞が必要なのでしょうか?
自分で調べてみたものの確信が持てずにいたので、今回はこの冠詞の疑問について改めてネイティブ講師に質問してみました。
なぜ色に冠詞がつくのか
録音内容
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
色の使い方には「名詞」と「形容詞」がある!
色の単語は、使い方によって「名詞」にも「形容詞」にもなる、とのことでした。
日本語でも同様ですが、「赤い風船」「赤い車」など名詞を修飾するのに使う色の単語は「形容詞」です。
一方で、「鮮やかな赤」「濃い赤色」のように言うときの色の単語は「名詞」になります。
基本的に名詞には冠詞がつきます。
なので今回のような "The ocean is a vivid emerald green" という言い方の場合、"emerald green" は "vivid" で修飾されているため、「名詞」扱いとなり、冠詞をつける必要がある、ということですね。
疑問がすっきり解消しました!
確か、以前にも「冠詞」について似たような学びがありました。不可算名詞は形容詞がつくと、可算名詞になり「冠詞」が必要になる、という内容です。
冠詞をマスターするのはまだまだ時間がかかりそうですが、こうやって同じようなパターンでフィードバックをもらっていると、なんとなく冠詞のパターンも掴めてきた気がします。
これを活かして、次の英文添削では冠詞にも注意を払って文章を書いてみたいと思います。