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【2024年 1月~2月振り返り】成果を感じつつも、なんだかモヤモヤもあり

2024年最初の振り返り。昨年は後半から仕事が忙しくなったこともあり、いつの間にか毎月の振り返りをしなくなっていた。

振り返りをしないからと言って何がどうなる?ってわけでもないんだけど、やっぱり、個人で仕事をしているわけなので、長く仕事を続けるためにも気づきや学び、成果はしっかり自分で把握しておきたい。

仕事のスケジュールによって毎月はできなくても、2か月に1回、3か月に1回でもいいからときどき振り返って、自分の軌跡を残していきたいと思う。


仕事面

いつも定期的にいただいている案件(モバイルアプリのユーザーインターフェースなど)に加え、今年に入り観光系の案件も少し増えた気がする。あと、スポーツ系の翻訳もいくつか担当させていただいた。(テニス、サッカー、バスケ、アメフト)

学生時代にテニス部だったこともあり、スポーツは全般的に好きだから楽しく訳すことができた。ただ、あまり馴染みのないスポーツだと調べものにも時間がかかるし、適した日本語を探すのも難しい。

それでもそのスポーツの専門用語を知ることができたのは面白かった。なんでも好奇心をもって取り組めたら新しい分野のお仕事も楽しめそうだ。

ありがたいことに、スポーツ系の案件も観光系の案件も継続して依頼をいただけている。ずっと自分の翻訳に自信がなかったけど、「お仕事を再依頼される(任せてもらえる)」=「成果物がお客様に満足いただけた」ということだから、自分の成果物には自信を持って、さらに品質を上げる努力をしていきたい。

フリーランスになって1年半、すっとハマる日本語を書くのにうんうんと悩みながら案件をこなし、積極的に翻訳セミナーにも参加して翻訳技術を磨き、ちょっとずつ翻訳のコツをつかんできたかな?

いままでは字面を追って訳していたのが、今では原文を読んで湧いたそのイメージをそのまま日本語に落とし込む、という作業ができてきた感覚がある。

処理したワード数(英語):
1月 約12,000 ワード
2月 約23,000 ワード

1月は受注数が少なく、それにともない収入も減ったので少し焦りを感じた。ただ、Xを見てると他の翻訳者さんも1月は例年、受注が少ない方がいらっしゃることが分かった。焦らず、勉強や読書などに時間を使ったり、次にボリューム案件を受ける時に備えて体を休めたりできた。

「そういう時期もある」「またどっと依頼が増える時期も来るから、その時に備えて今できることをする」と切り替えられたのはよかった。

2月も、1か月が29日までしかないため、これまた受注数が減るのでは?と不安を感じたものの、終わってみれば1月で処理したワード数の約2倍は対応し、1月の1.4倍の収益。

そこまで激務だった実感もなく、めずらしく丸1日休暇に充てた日もある。仕事の調整がうまくできるようになったのかな。

新しく始めたこと

早起きして朝活をするようになった。

昨年は 7:00~7:30 起床だったのを、今年に入り6:30~7:00 起床に。
2月は6:00~6:30 起床の日が増えてきた。朝食前に1~2時間ほど自分の時間を意識して取るようにしている。

朝日を見るとエネルギーが湧いてくる気がする

そのおかげで仕事以外にも自分のための時間を作ることができている。
ジャーナリング、読書、ブログ、資格の勉強など。

昨年の下半期以降、ありがたいことにお仕事が増えて、仕事に追われる日々が多かった。案件を任せてもらえることが嬉しくて、頑張った分だけ報酬が増えていくのも嬉しくて、「頑張れるだけ頑張る」と、自分に対して押せ押せモードだった。

仕事面では充実していたけど、仕事以外にやりたかったこと(ジャーナリング、資格の勉強、ブログ執筆、読書など)はほとんどできずじまい。

フリーランスになって1年目だから「まずは安定して仕事を受けること」を目標にやってきたが、2年目の今年は、もう少し自分の時間もうまく取れるようにバランスを工夫したい。

気づいたこと

フリーの翻訳者として継続的にお仕事をいただけていて、理想としていた「時間と場所に縛られない働き方」を手に入れた、はずだった。

なのに、なぜだか、正体不明のもやもやが年明けからしばらく続いていることに気づいた。なんだか満たされない。特に2月の後半から強く感じる。

この正体はなんなのか。

自問自答しながら見えてきたのは、おそらく、「時間と場所に縛られない働き方」とはいえ、結局は案件の納期によってスケジュールが左右されること。そして、フリーランスという不安定な立場ゆえの「稼げるときに稼がなきゃ」という切羽詰まった考え。

そして「まずは仕事を安定させることを第一に」と、昨年は必死にやってきて、そのひとつの目標を達成できた達成感からの燃えつき症候群のような気分もある。

仕事が頭の中の90%くらいを占めていて、「継続して依頼をいただくために」「安定した収入を得るために」「スキルアップのために」というマインドのもと動いてきた。その一方で、自分の心を満たすことを置き去りにしていた気がする。

特に2月の後半ですっきりしない気持ちをずっと抱えていたのは、当日納品の至急案件を対応してからだった。なんとか納品したものの、その日以来ずっと疲れが抜けなかった。

数百ワードの翻訳でボリュームがあったわけではなかったのに、すごくどっ…と疲れてしまった。その後、別案件の対応もあったからなのかもしれないが、やはりいつもと違うペースで仕事をすると疲れがでてしまう。翻訳は脳みそが消耗することを改めて実感…。

持続可能な仕事をすることも大事だ。一時的に頑張れても、その後が続かなければ、新たなお仕事を受けることに腰が重くなる。

来月に向けて

3月はこの2か月の経験を生かして、新たな分野の案件も好奇心を持って取り組んだり、仕事の波に一喜一憂することなく、自分のペースでしっかりやるべきことに取り組んでいきたい。

お仕事は変わらず、いただいた案件を丁寧に納品し、また依頼したいと思ってもらえるように誠実に対応すること。原文を自然な日本語にうまく落とし込む、という今の感覚をさらに磨くこと。

ただし、燃えつき症候群にならないように、仕事に疲弊してしまわないように、持続可能な仕事をすることを意識したい。

そのためにも、

・頑張らない日を頑張って作ること
 ⇒ 休むと決めたら仕事を入れない。
・自分をtreat(癒す、労わる)ことも忘れずに
 ⇒ 小さなことでも心が望んでいることをやる。
・引き続き朝活を楽しみながら続けること
 ⇒ 翻訳以外のことも積極的に取り組む。

これらを来月は特に意識しながら、また新たな成果を得られるようにこの仕事を楽しんでいきたい。


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