「違いの可能性」を表す Can【英文添削】
先日、話題のフランス映画を見に行きました。
『ダンサーインParis』というバレエダンサーが主人公の映画です。
普段、あまりフランス映画を見ることはないのですが、挫折から新たな人生を模索する、というストーリーの人生観に興味をもったのと、字幕翻訳の勉強もかねて映画館まで足を運んできました。
個人的にSNSをフォローさせていただき、翻訳者として勉強させてもらっている翻訳者さんが担当された映画ということもあり、分野は違えど他の翻訳者さんがどのような翻訳を手掛けているのかを見てみるのはとても勉強になります。
今回はこの映画を鑑賞した感想を英語で話してみます。SpeakNowでネイティブ講師に添削してもらい、いつも以上に改善点が返ってきたので、しっかり復習していきたいと思います。
フランス映画を見てきました
録音内容
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
一般的な特性や状態を表す can
今回は文法と発音について複数のフィードバックをいただきました。
ここでは Can の使い方について復習したいと思います。
① It's interesting how different between Japanese titles and English titles for movies.
適切な言い方は⇩
② It's interesting how different the Japanese title and the English title for movies can be.
個人的な印象ですが、"~ can be." で終わる文章はよりネイティブっぽさがあるような、上級者向けの表現のような気がします。なかなか「パッと」出てこない表現ですね。
①と②の表現は何が違うのでしょうか?
①の文章でも間違いではないような気もします。
上記2つの文章の違いをいろいろと調べてみました。すると、以下のような違いがあるようです。
①の文は、ある特定の対象や比較対象の具体的な違いに焦点を当てている表現。
②の文は、一般的な傾向や様式の違いに焦点を当てている表現。何か特定の対象物に依存せず、一般的な傾向を指している。
さらに、①の文は日本語の構造に近く、直訳調に聞こえるようです。②の方が自然な言い方ということですね。①だと直接的に聞こえるのかもしれません。
そして、Can は一般論の話をするときの可能性や状態を表すときに使われますね。「~の可能性がある」「~の状態である(可能性がある)」
「違いがある」と言いたいとき、Can を使って、
「どんな違いがある(可能性がある)のか」と変換して表現するとより英語らしい表現になることが分かりました。
日本語からの直訳調を脱することはなかなか難しいですが、こうやってネイティブに添削してもらい、自然な英語表現に少しづつ近づけていきたいですね。
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